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ブックマーク / www.zakzak.co.jp (4)

  • 【チェルノブイリから学ぶ 福島への教訓】敵は放射能よりも恐怖による“精神的悪影響”

    ★(1) 1986年に旧ソ連のウクライナで発生し、世界を震撼(しんかん)させたチェルノブイリ原発事故。筆者は昨年11月、作家の東浩紀氏が経営する出版社「ゲンロン」が主催したツアーを利用して現場を取材した。残念ながら、福島第1原発事故を起こした日で、チェルノブイリでの失敗が似たような形で繰り返されていた。 インターネットで「チェルノブイリ」という単語を検索してみよう。「生命が死に絶えた」「子供に障害が増えた」「5万人以上が死亡した」など、恐ろしい情報があふれる。 ところが、現地に行くと拍子抜けした。危険は誇張されていたのだ。 原発から10キロ近くまでの放射線量は毎時0・1マイクロシーベルト前後と、日よりは高いが、パリや北京、ロサンゼルスなど、世界の主要都市と同じ程度だ。さすがに、事故を起こした原子炉4号機から壁を隔てた場所では毎時30~40マイクロシーベルトと高いものの、即座に健康被害の

    【チェルノブイリから学ぶ 福島への教訓】敵は放射能よりも恐怖による“精神的悪影響”
    OSATO
    OSATO 2015/01/18
     「それよりも恐怖や誤った情報による精神面の悪影響が大きかった。福島でも心の問題が起こることを懸念している」
  • 【チェルノブイリから学ぶ 福島への教訓】社会を崩壊させたデマ 事実の隠蔽で不安とパニック広がり…

    「『チェルノブイリのヤツらがきた』と、避難所から出歩くと町の人がみんな逃げ出したよ」 1986年4月に起こった旧ソ連の原発事故。ウクライナ取材で話を聞いた77歳の農業、イワンさんは、当時の思い出をこう語った。この国はジョーク好きの人が多いが、この人も「この時は物がなかった。私たちが行くと店がガラガラになって、買うのに並ばなくてすんだのはよかったよ」と笑った。 この事故は、情報が統制された警察国家のソ連で発生した。それがメディアで発表されたのは3日後。周囲の町や村では、人々が知らぬ間に高い放射線を浴びてしまった。一報の後も「事故は大したことない」「事故は収束しつつある」という「プロパガンダ」が流れた。当時の文献を読むと、政府当局者はパニックを起こさせないようにするために情報統制を行い、真実を隠蔽した。 ところが、意図は裏目に出て、不安とパニックが広がった。今になれば冒頭の例は笑い話だが、当時

    【チェルノブイリから学ぶ 福島への教訓】社会を崩壊させたデマ 事実の隠蔽で不安とパニック広がり…
    OSATO
    OSATO 2015/01/18
     「善意であっても無知ゆえにデマを広げてしまう人も多い。健康をめぐるデマは人を傷つけ、社会を壊す。情報は細心の注意で、扱わなければならない。」
  • ニセ科学が蔓延する“除染方法” 不安に付け入る悪質手口 - ZAK×SPA! - ZAKZAK

    ■除染  ひまわり、創世水、ホメオパシー、バクテリアなどの微生物……放射性物質に怯える人の不安に付け込み、暗躍した真偽不明な除染方法は数えきれない。そして、今もなお、ナノ純銀粒子といった新手の除染方法を提唱する者が現れ、人々を惑わしているのが実情だ。  そんななか、「EM(有用性微生物群)の使用者は減るどころか、特に被災地で増えている」と語るのは、ニセ科学に詳しいサイエンスライターの片瀬久美子氏だ。  「福島県のEM活用団体数は、震災前に比べ、約2倍増と突出しています。彼らは、福島県農林水産部が行った実証実験の結果を基に、“EMで作った堆肥を使用すれば、土壌内の放射性物質が農作物へと移行することを防ぐ効果がある”“EMが放射性物資の放射能を消去する”と喧伝しています。しかし、このデータを検証すると、作物への放射性セシウムの移行防止効果はEM堆肥に含まれる交換性カリウムによるもので、EMの特

    OSATO
    OSATO 2013/04/27
     「いったん拡散したニセ科学にストップをかけるのは、放射能の除染以上に難しいのだ。」<菊池さんが語った、『僕たちは初めから負けている』という言葉が思い起こされます。
  • 梅干しで放射能除去!って…ウサン臭~い民間療法 - ZAK×SPA! - ZAKZAK

    黒毛和牛から規制値を遥かに上回る放射性セシウムが検出されるなど、まだまだ収束の気配が見えない放射能汚染問題。そんななか、「放射能に効き目アリ!」を謳う民間療法が続々と登場している。その大半が、梅干しや根昆布汁などの品、さらには発酵させた米のとぎ汁などを摂取することで、体内に入った放射性物質が除去できるという、当ならば夢のようなもの。そして、これらはツイッターやブログなどを通じて日々、拡散中だ。当に効き目があるのなら素晴らしい話だが、これがどうも胡散臭い。これらの民間療法を、専門家はどう見ているのだろうか。  「放射能に効果がある? そんなものがあるなら3・11以前から評判になっているし、医療の現場で使われていますよ。対放射能の民間療法のほとんどは、インチキとまでは言わないまでも、疑問符が付くものばかりです」  似非科学に批判的なブログで知られる内科医のNATROM氏は、こう憤る。大阪

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