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ブックマーク / shinzor.hatenablog.com (4)

  • 「率」の扱い − 「子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い」の訂正 - shinzorの日記

    「子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い」について,ブクマで間違いの指摘がありました。お詫びして修正記事をあたらめて書き起こします。元の記事には注意書きを加えてそのまま錯覚の見として残しておきます。 まず,コメントに罹患率と有病率の指摘がありましたので,その復習からです。 罹患率=「期間中に新たに発生した症例数」 ÷「期間中の疾患の危険性にさらされる集団ののべ人数」 有病率=「ある一時点における疾患を有する人の数」 ÷「観測する対象のリスクを抱える母集団の大きさ」 これをかなり単純化した図で説明すると以下のようになります。図の縦棒は各年代の人口で,単純化のため5年間としていますが,実際は生涯年数になります。図の2年目がHPVワクチン接種年代で,実際には12,3歳です。各年代の人口や発生数は同じにしています。また,実際には死亡者がいるので,累積はもっと少なくなりますが,死亡者がいないとして

    「率」の扱い − 「子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い」の訂正 - shinzorの日記
  • 子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い - shinzorの日記

    【5/29追記】 はてブコメントで間違いの指摘がありましたので,訂正の記事を書きました。そちらもご覧いください。記事は自らの計算間違いの見としてそのまま残しておきます。当ブログのテーマの一つは「錯覚」ということもあります。 「率」の扱い − 「子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い」の訂正 http://d.hatena.ne.jp/shinzor/20160529/1464480070 ********************************* 日だけのようですが,子宮頸がんワクチンには賛否両論が渦巻いています。両論を見てみると,賛と否で全く違うデータを示している場合があります。意見,見解の相違というレベルではなくて,単純に数字が違うのです。「羅生門」の世界ではないので,確実に,どちらかが間違っているか,あるいは両方間違っていることになります。 具体的な意見として,少し古い

    子宮頸がんワクチンにまつわる計算間違い - shinzorの日記
    OSATO
    OSATO 2016/05/28
     双方の食い違いがはっきりしてすっきり。
  • 線引き問題 ー 「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」 - shinzorの日記

    評定サイトには,「発展途上の科学」と「未科学」という分類をしています。果たして,疑似科学の判定にこれらの分類が必要でしょうか。前の記事と重複する部分もありますが,必要性について考えて見ます。 ■科学発達史的分類 前記事にも書いたように,字面からは科学発達史的分類を思い浮かべます。自然現象を説明したり制御する行為(営為)として,古代の呪術から始まって,哲学を経て,実証科学へと至る歴史です。当然,この変化は連続的ですから,明確な線引きは出来ません。物事をマクロに見る時には有用な分類ですが,個々の事例,例えばアリストテレスの行為はどの分類に該当するかなどを考えてもあまり有意義とは思えません。アリストテレスの研究は発展途上の科学と決めたところで,それだけのことで,それが何かの役に立つとは思えません。 肝心なのは,この発達段階の末端に「疑似科学」は位置しないことです。「未科学」以前は「疑似科学」だっ

    線引き問題 ー 「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」 - shinzorの日記
    OSATO
    OSATO 2015/02/08
     一番悩ましい問題。コメントしました。
  • 「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」で気になったこと - shinzorの日記

    疑似科学とされるものの科学性評定サイト http://www.sciencecomlabo.jp/ ■総括的な感想 大学が疑似科学を取り上げ,サイトを作ったことに賛意を表します。その上で,気になった点を述べます。 先ず「活動概要」に「科学性の程度をおしはかる試みを行っています」とあります。意欲的な挑戦だと思いますが、程度を推し量る定量評価は極めて難しいのではないかと思います。学問として、長期的に取り組んでいくつもりなら別に異論は有りませんが、一般社会への実用的情報提供という目的にはそこまでの必要はありません。後者の目的としては、いわゆる疑似科学批判があります。人によって差はありますが,概ね,ウソで社会的に害を及ぼすものに注意を促しています。しかし、その程度を評価するという高難度のことは必要もなく,していません。EMと血液型性格判断のどちらがより非科学的かなど、簡単に言えることではないからで

    「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」で気になったこと - shinzorの日記
    OSATO
    OSATO 2015/02/05
     一覧表は9角形のレーダーチャートにして比較した方が分かりやすそうですね。でも確かにその評定の判断基準は曖昧だと感じます。/作って下さいました。ありがとうございます。
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