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  • 人質司法というのは誰の問題か? - モトケンブログ

    人質司法(ひとじちしほう)とは、日国において、被疑者又は被告人が被疑事実又は公訴事実を自白する場合に比べ、これを否認する場合には勾留による身柄拘束が長期化し、釈放がされにくくなる傾向にあるという社会的事実に対し、身柄を人質にとって自白や警察や検察の意に沿った供述を得ようとしているものとして、検察庁や裁判所、あるいは現行法制を批判する際に用いられる語。 しかし、この説明には若干正確さを欠くところがあると思われます。 まず、「現行法制」つまり制度の問題というよりは、制度運営の問題だという点です。 現行法制つまり現在の刑事訴訟法における勾留の要件は以下のとおりです。 第六十条  裁判所は、被告人が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由がある場合で、左の各号の一にあたるときは、これを勾留することができる。 一  被告人が定まつた住居を有しないとき。 二  被告人が罪証を隠滅すると疑うに足り

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    OguraHideo 2009/07/16
    警察・検察からの請求を裁判所が却下することがほぼない現状のもとで、警察・検察には被疑者・被告人の身柄を長期拘束することへの主導権がないかのように表現するのは如何なものか。
  • 小倉弁護士の藁人形論法を小倉弁護士自身に適用すると「小倉弁護士は犯罪者天国を作ろうとしている。」ということになるというお話。 - モトケンブログ

    小倉弁護士のla_causetteの過去ログに「さくらちゃんと烏賀陽さん」というのがあります。 このエントリで触れられている「さくらちゃん事件」というのは、さくらちゃんという少女について、日では臓器移植ができないことから海外で臓器移植手術を受けるための募金活動が行われたのですがその募金活動が激しく批判された問題であり、小倉弁護士のこのエントリは、小倉弁護士がその批判者たちを非難したエントリの一つです。 ただし、ここでは海外での臓器移植やそのための募金活動の当否を問題にしません。その問題に関するコメントはトピずれです。興味がある方は、旧ブログの「逸郎くんを救う会」で議論されたことがありますのでそちらへどうぞ。ただし、コメントはできなくなっています。 ここで問題にするのは、小倉弁護士の批判者へのレッテル貼り論法についてです。 小倉弁護士の攻撃手法の問題を論じます。 小倉弁護士は、同エン

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    OguraHideo 2009/07/03
    私を憎む気持ちが強すぎて,擁護すべきでない人たちの擁護も辞さないことにしたということなのでしょうか。
  • 自らの誤読、ねつ造、名誉毀損体質を自分自身で証明している小倉秀夫弁護士 - モトケンブログ

    小倉弁護士はこう言っています。 ウィグモアの定義も,広島高裁松江支部の定義も,また渡辺直樹弁護士による解説も,「証人尋問における誘導尋問」に関するものであって,「議論における誘導尋問」に関するものではありません(議論をするにあたってどのような手法が用いられようが,それは法律が来関与すべきものではありません。)。したがって,それらを参照した上で矢部教授が行った「回答を暗示するということは、誘導尋問の質的要素ではありません。」等の説明は,「証人尋問における誘導尋問」に関するものだと読むのが通常です。 以下は、ほとんど今まで述べてきたことの繰り返しです m(_ _)m 小倉弁護士だけは、わからないというか目をつぶって読まない振りをしているようですが、もう一度整理して書きます。ばかばかしいですけど。 そもそも小倉弁護士が「誘導尋問ではない。」と言い、私が「誘導尋問だ。」と言っているのは、証

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    OguraHideo 2009/06/30
    で、どこを読んだら私の「誤読、ねつ造、名誉毀損体質」なんてものが証明されているのでしょうか?
  • 弁護士の敗訴率 - モトケンブログ

    今回は民事訴訟の話です。 裁判というのは勝負の世界ですから、勝ち負けがあります。 ただし、原告側と被告側は少し事情が違います。 原告というのは、訴えを提起する側です。 例えば、貸した金を返せ、と要求する側です。 原告側から訴え提起の相談を受けた弁護士としては、勝訴の見込みを検討します。 判例等に照らして法律論的に正当な主張ができるか、その主張を基礎づける証拠は十分か、などを検討するわけです。 そして、多くの弁護士は、勝訴の見込みがある場合だけ受任します。 依頼者側としても、弁護士から勝訴の見込みがあるという説明を受けた場合には提訴を依頼しますが、勝訴の見込みがない(または少ない)という説明を受けた場合は訴え提起を断念する場合が多いです。 これは当然のことで、訴訟提起を弁護士に依頼する場合、勝訴敗訴にかかわらず着手金や実費の負担が必要になりますから、勝訴の見込みがない場合は、

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    OguraHideo 2009/06/27
    ただ,実際のところ,http://www.bestlawyers.com/では,弁護士が選ぶintellectual property部門のbest lawyerの一人に加えていただいています。
  • 小倉秀夫弁護士のための誘導尋問講座 - モトケンブログ

    小倉秀夫弁護士が、またまた誘導尋問に関するエントリを書いていますが、いまだに誘導尋問の質が理解できていないようです。 というのは表面的な議論で、要するに自分の質問が誘導尋問だと言われることをどうしても否定したいようです。 だからといって、誘導尋問の概念自体を歪めてもらっては困ります。 誘導尋問がなぜ誘導尋問と呼ばれるのか? それは誘導尋問だからです。 誘導尋問が暗示尋問とか二者択一尋問とか呼ばれずに誘導尋問と呼ばれるのは、それが誘導尋問、すなわち、質問に対する回答者の回答を質問者の意図する方向へ誘導することに質があるからです。 誘導尋問の定義をいくつか見てみます。 誘導尋問とは,特定の答えを期待して自由記述方式の質問を回避して押し付けないし暗示を用いる質問。(米国学者ウイグモアの定義) 言語、音声、態度、形式等特殊な発問方法により相手方をして発問者の意図する事実を故意に供述させ

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    OguraHideo 2009/06/25
    まず,渡辺弁護士の論文を読めばいいのに。大学院の正教授なのだから「法律のひろば」が入手できないわけではないでしょう。/↑単に私の人格を貶めて表現したいだけなら,私の正しさを確認するわけないですね。
  • 誘導尋問は、回答範囲を限定する質問によって回答を誘導しようとするものである。 - モトケンブログ

    まず、私以外の弁護士が誘導尋問についてどのように理解しているのかの一例を示します。 別エントリのコメント欄などで何回か紹介されている伊東良徳弁護士のサイトです。 「庶民の弁護士伊東良徳のサイト」 このページは、「民事裁判の話」とありますが、刑事裁判でも同じことです。 誘導尋問(ゆうどうじんもん)というのは、証人に一定の答を示して(暗示して)質問することですが、法律家の業界では、証人がYESかNOで答えられる質問をいいます。 「誘導尋問(ゆうどうじんもん)というのは、証人に一定の答を示して(暗示して)質問することですが、」というのは誘導尋問の意義ないし意図を表わしています。 「法律家の業界では、証人がYESかNOで答えられる質問をいいます。」というのは、誘導尋問の方法を説明したものです。 伊東弁護士のこの説明は、誘導尋問の説明として極めて常識的なものだと思います。 訴訟の証人尋問にお

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    OguraHideo 2009/06/19
    松尾先生の刑事訴訟法の教科書等を見ると,誘導尋問かどうかは,はいかいいえで答えられる等の形式的な面で決まるのではないと書いてあったと思いますけど。
  • 小倉秀夫弁護士の捏造体質 - モトケンブログ

    「司法取引っぽい制度」のコメント欄で、 ピオーネ(小児科医) さんの小倉秀夫弁護士批判のコメントが問題になっています。 このコメント自体は、小倉秀夫弁護士のエントリを誤読しているところがありますが、その結論としての 明らかに文章から受ける印象が変わるように引用?するのは、滅茶苦茶なルール違反じゃないのでしょうか?この方はいつもこうなのですか? という指摘は決して間違ってはいません。 ピオーネ(小児科医) さんが指摘した小倉弁護士のエントリであるえっ,この程度の案件で,勾留延長請求していたの?における、引用文は正確です。 しかし、それに続く 矢部教授は,検察官時代,そのような案件でも勾留延長請求までしていたのでしょうか。 は、いつもの意図的な印象操作です。 しかも、このエントリのタイトルは「えっ,この程度の案件で,勾留延長請求していたの?」です。 あたかも、私が検事当時に、不必要な勾

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    OguraHideo 2009/06/12
    逆ギレっぽいエントリーですね。
  • http://motoken.net/2009/06/07-130624.html

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    OguraHideo 2009/06/07
    結局,異論は受け入れられないブログですね。もちろん,実名を開示すればいいのですが,矢部教授は,事務所に電話をかけてくる人ですからね。/↑平日の昼間に何度も電話をかけてくる人対策です。
  • http://motoken.net/2009/04/23-093811.html

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    OguraHideo 2009/04/25
    「仏敵」の党首の秘書が逮捕されたときとはトーンが大分違いますね。公共の場で全裸になっている人間を発見したら,とりあえず逮捕というのは従前通りの運用ですが。/↑酔っぱらっていると構成要件が変わるの?
  • http://motoken.net/2009/04/07-235107.html

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    OguraHideo 2009/04/08
    殺害事件に近接した時間帯に被害者と接触したという事実があれば,他の者がその時間以降に被害者に接触をしたことが立証されない限り,当該被疑者を殺人犯だと認定しても構わないと某法科大学院では教えているの?
  • http://motoken.net/2009/03/09-190750.html

    OguraHideo
    OguraHideo 2009/03/16
    裁判官は,「確からしい証拠」なんかなくても逮捕状出しますけど。「罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由」があれば逮捕状を出せますので。「確からしくない」として準抗告が認められた例ってあるのでしょうか?
  • http://motoken.net/2009/01/20-235850.html

    OguraHideo
    OguraHideo 2009/01/25
    地裁判決の評釈がいくつも出回った後の法曹系ブログでの議論の内容としていかがなものかという気がしないではありません。
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