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cookieとHTTPに関するOooのブックマーク (3)

  • HTTPSを使ってもCookieの改変は防げないことを実験で試してみた

    寺田さんのブログエントリ「他人のCookieを操作する」には、通信路上の攻撃者がいる場合は、SSLを使っても、Cookieの盗聴を防ぐことはできるが、Cookieの改変を防ぐことはできないと指摘されています。いかにも寺田さんらしい簡にして要を得たエントリで、これに付け加えることはあまりないのですが、残念ながらまだ読んでいない人が多そうだと言うことと、より広い読者に向けて具体的に説明した方がよいだろうと考えました。 そこで、通信路上に攻撃者がいる典型例として、公衆無線LANの偽AP(アクセスポイント)があるケースを題材として、「HTTPSを使ってもCookieの改変は防げない」ことを説明します(Secure属性使うと盗聴は防げますが、改変は防げません)。長いエントリなので結論を先に書いておきます。 Secure属性がないCookieはHTTPSでも盗聴できる Cookieの改変についてはSe

    HTTPSを使ってもCookieの改変は防げないことを実験で試してみた
  • ログアウト機能の目的と実現方法

    このエントリでは、Webアプリケーションにおけるログアウト機能に関連して、その目的と実現方法について説明します。 議論の前提 このエントリでは、認証方式として、いわゆるフォーム認証を前提としています。フォーム認証は俗な言い方かもしれませんが、HTMLフォームでIDとパスワードの入力フォームを作成し、その入力値をアプリケーション側で検証する認証方式のことです。IDとパスワードの入力は最初の1回ですませたいため、通常はCookieを用いて認証状態を保持します。ログアウト機能とは、保持された認証状態を破棄して、認証していない状態に戻すことです。 Cookieを用いた認証状態保持 前述のように、認証状態の保持にはCookieを用いることが一般的ですが、Cookieに auth=1 とか、userid=tokumaru などのように、ログイン状態を「そのまま」Cookieに保持すると脆弱性になります

    ログアウト機能の目的と実現方法
  • Cookieによるhashdos攻撃と対策

    このエントリでは、Cookieを用いたhashdos攻撃の可能性について検討し、実証結果と対策について報告します。 はじめに既に当ブログで報告の通り、hashdosと呼ばれる攻撃手法が公表されています。HTTPリクエストのパラメータ名に対するハッシュ値を故意に同一にした(衝突させた)ものを多数(数万程度)送信することにより、Webサーバーを数分程度過負荷にできるというDoS攻撃手法です。 先の記事でも説明しているようにPOSTパラメータ(HTTPリクエストボディ)に多数のパラメータを仕込む攻撃が典型的ですが、POSTパラメータ以外のパラメータを用いた攻撃についても検討しておかないと、防御漏れの可能性が生じます。 そこで、POSTパラメータ以外を用いた攻撃方法について検討します。 POST以外に多数のパラメータを仕込めるかPOST以外に多数のパラメータを仕込む場所があるでしょうか。候補となる

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