福岡市の農業コンサルタント会社が、キクラゲの栽培事業に出資すると高配当が得られるとうたって多額の金を集めたとして、愛媛県警などが、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で捜査していることがわかった。 県警は、全国の数千人から少なくとも15億円を集めたとみている。同社は2012年夏頃から資金を募り始めたが、13年春頃から配当が滞るようになり、出資者が各地の消費生活センターに通報するなどトラブルとなっている。 捜査関係者や被害を調査している弁護士らによると、同社は12年6月に設立。宮崎市内などの農業用ハウスでキクラゲやタモギタケを栽培する事業に1口15万〜100万円を払って会員になると、売り上げから1か月当たり1万〜7万5000円の配当が5年間分配されるという内容で出資を募っていた。また、別の出資者を勧誘するごとに2万〜7万円の紹介料を得られるとしていた。
NHKの籾井勝人会長が1月25日の就任会見で、戦時中の従軍慰安婦や強制連行などに関して政治的な発言をしたことに対して、与野党からの批判も高まっている。その理由は、放送法ではテレビ局は政治的な中立性を求められており、籾井氏の発言がそれを損なう可能性があるからだ。 籾井氏の個人的な信条や歴史観はさておき、番組制作に責任を持つNHK会長が公式の場で発言する内容ではなかったことは明らかだ。その見識が問われるし、今後、NHKの番組への信頼性が損なわれかねない。NHKの番組は海外で最も放映されており、その番組への信頼性が低下すれば、それこそ日本という国自体への信用も落ちかねない。 この籾井氏の発言も含めて、最近の財界人や政治家の発言は極度にいわゆる「右傾化」していると感じる。2012年12月の総選挙で自民党が大勝して安倍政権が誕生して以来、安倍晋三氏の個人的な歴史観や信条に近い人たちが、政治の中枢に座
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の積立金から国の一般会計に貸し付けられ、いまだに返済されていない約6千億円の行方が注目されている。 積立金を所管する国土交通省は「借りたものは返すべきだ」と主張。一方、一般会計を預かり“借金”を抱えたたままの財務省は「財政事情が厳しい」と難色を示し、議論は平行線のままだ。 事の発端は平成6、7年度の予算編成。政府は赤字国債の発行を抑えるため、自動車損害賠償保障事業特別会計(当時)から計1兆1200億円を一般会計に繰り入れた。15年度までに一部が返済されたが、利子も含めた約6千億円が未返済のままだ。 国交省が返済を求めるのは、自賠責保険の保険料を運用してためた積立金が減少しているためだ。 積立金は後遺障害など自動車事故の救済事業や、交通事故の防止対策などに使われるが、近年の金利低下で運用益が出にくくなり、毎年度100億円程度積立金を取り崩さないと事業費がま
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