ブックマーク / nazology.net (9)

  • 統計学者や数学が得意な人ほど「円グラフの使用は避ける」その理由とは? - ナゾロジー

    世の中には様々なデータや統計があふれており、それらを視覚的に示す「グラフ」を見かけることも増えました。 仕事や学校でグラフを作成する人も少なくないでしょう。 そして、よく見かけるグラフの1つに「円グラフ」があります。 しかし、円グラフに対して否定的な意見を持っている人は少なくないようです。 オーストラリアのクイーンズランド工科大学(QUT)統計学部に所属するエイドリアン・バーネット氏は、「数学が苦手な人は数字を避けるが、数学が得意な人の多くは円グラフを避ける」と述べています。 世間で円グラフが多用されているにも関わらず、統計学者や専門家、数学が得意な人のほとんどは円グラフを使わないというのです。 それはどうしてなのでしょうか? バーネット氏の主張から円グラフのメリットとデメリットを考えてみましょう。

    統計学者や数学が得意な人ほど「円グラフの使用は避ける」その理由とは? - ナゾロジー
  • 「クソが!」と汚い言葉を叫ぶと身体の痛みだけでなく、心の痛みも緩和される - ナゾロジー

    「チクショー!」と叫ぶと痛みに強くなるようです。 椅子の脚に小指をぶつけた時など、思わず「チクショー!」のように汚い言葉を大声で叫んだことはありませんか。 英国キール大学のリチャード・ステファン氏(Richard Stephans)らの研究では、汚い言葉を大声で出した方が、痛みが軽減されることを報告しています。 この現象が生じる理由は、大声で罵ることで、闘争・逃走反応が起き、覚醒状態になることで、痛みの抑制が働いたのではないかと考えられてます。 また近年では、孤独や恥のような社会的ストレスを感じた際に大声で罵った場合にも、心理的苦痛が軽減することが分かっています。 研究の詳細は、学術誌「Neuroreport」にて2009年に8月5日に掲載されました。

    「クソが!」と汚い言葉を叫ぶと身体の痛みだけでなく、心の痛みも緩和される - ナゾロジー
  • 日本に「新たな陸地」が誕生!硫黄島沖の火山噴火ですでに300m級の島に - ナゾロジー

    今、硫黄島の南東沖に”新たな島”が誕生し、国内外で大きな話題となっています。 これは同地で10月下旬から始まった海底火山の噴火により、岩塊や軽石が積もってできたもの。 島の大きさはすでに直径300メートルに達しており、このまま火口から溶岩が噴出して島を覆えば、波に浸されずにそのまま残る可能性が高いという。 日にまた新しい島が仲間入りするかもしれません。 報告の詳細は、2023年11月2日付で東京大学地震研究所のプレスリリースに掲載されています。 2023年10月30日硫黄島沖噴火と新島形成について https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/eq/20249/ New Island Emerges Off Japan After Powerful Underwater Volcano Eruption https://www.sciencealert.com/new-i

    日本に「新たな陸地」が誕生!硫黄島沖の火山噴火ですでに300m級の島に - ナゾロジー
  • スヌーズで起床すると「早朝の認知機能」が高まる可能性がある - ナゾロジー

    スヌーズ(Snooze)は、目覚ましのアラームを止めた後も一定時間ごとにアラームを繰り返してくれる機能です。 朝が弱い方、どうしても二度寝をしてしまう方はスヌーズ機能をよく使っているのではないでしょうか。 そんな方々に朗報です。 スウェーデン・ストックホルム大学(Stockholm University)の最新研究で、スヌーズを使う習慣のある人は、使わない場合に比べて、起床後の認知能力が高くなっている可能性があると報告されました。 スヌーズはしばしば「目覚めに悪影響を与える」と言われますが、実はプラスの効果があるかもしれません。 研究の詳細は、2023年10月18日付で科学雑誌『Journal of Sleep Research』に掲載されています。 Hitting ‘snooze’ can boost morning cognition, study hints https://www.

    スヌーズで起床すると「早朝の認知機能」が高まる可能性がある - ナゾロジー
  • 高齢ADHDドライバーと交通事故に強い関連「衝突事故は74%増」 - ナゾロジー

    昨今、「大人の発達障害」について、かなり知られるようになってきました。 発達障害は、脳のはたらきに偏りが生じ、日常生活で困難を引き起こす状態を指します。大人の発達障害で多くみられるのはADHDで、成人の30人~40人に1人がこの疾患を持っていると言われています。 ADHDは、「注意欠陥・多動性障害」という名のとおり、不注意、多動、衝動性などの症状を伴う疾患です。これらの特性は、車の運転の際に不利な影響を及ぼす可能性があると考えられています。 米国コロンビア大学の研究者らは、ADHDを持つ者と自動車運転の問題について、新たな調査を行いました。研究対象を高齢者に拡大し、「ADHDを持つ高齢者」に焦点を当て、交通事故との関連を調査したのです。 結果、ADHDを持つ高齢者は、そうでない高齢者に比べて、交通事故のリスクが高いことが明らかとなりました。 研究の詳細は、2023年10月4日付の『JAMA

    高齢ADHDドライバーと交通事故に強い関連「衝突事故は74%増」 - ナゾロジー
  • 人は「2つのものに繋がり」を感じると可愛いと思ってしまうと判明! - ナゾロジー

    私たちの「かわいい」という感覚はどこから生じているのでしょうか? 一般的には見た目(形状や装飾)から大きな影響を受けていることは理解できます。 しかし、それ以外にも要因はあるでしょうか? ATRインタラクション科学研究所に所属する塩見 昌裕氏ら研究チームは、複数のロボットを使用した研究で、1台よりも2台並んでいる画像の方がかわいいと感じられ、対象間のつながりが見えると、よりかわいいと感じられることを明らかにしました。 対象自体に変化がなくとも、配置の仕方だけで「かわいい」という感覚の強さが変化するのは非常に興味深い報告です。 研究の詳細は、2023年10月18日付の科学誌『PLOS ONE』に掲載されました。

    人は「2つのものに繋がり」を感じると可愛いと思ってしまうと判明! - ナゾロジー
  • 100億匹のズワイガニがベーリング海から消失した原因を解明! - ナゾロジー

    シベリアとアラスカの間に挟まれたベーリング海は、大量のズワイガニが漁獲できる場所として知られます。 ところが2021年に、推定で100億匹以上のズワイガニがベーリング海から忽然と姿を消したのです。 この出来事は同地の漁業に大打撃を与えた一方で、なぜズワイガニの「神隠し」が起きたのかは謎となっていました。 しかし今回、アメリカ海洋大気庁(NOAA)のアラスカ漁業科学センターの研究で、その原因は記録上最大級の海洋熱波だったことが判明したのです。 異例の熱波に直面したカニたちはどのように消失していったのでしょうか? 研究の詳細は、2023年10月19日付で科学雑誌『Science』に掲載されています。 10 billion snow crabs have disappeared off the Alaskan coast. Here’s why https://www.sciencenews.o

    100億匹のズワイガニがベーリング海から消失した原因を解明! - ナゾロジー
  • ロックな鳥「ヤシオウム」は最高の演奏のため楽器作りから始めると判明! - ナゾロジー

    こだわりの強いミュージシャン魂を持った鳥がいたようです。 オーストラリアに生息する「ヤシオウム」のオスはメスを落とすため、木の棒を片手に華麗なドラム演奏を披露することで知られています。 その演奏スタイルもスローからハイテンポと様々で、研究者たちは大いに注目してきました。 そしてこのほど、豪オーストラリア国立大学(ANU)の研究により、ヤシオウムは自分の好みに合わせて、ドラムスティックを一から加工したり、デザインしていることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年9月13日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 Australian National University researchers find ‘master sculptor’ in drumming palm coc

    ロックな鳥「ヤシオウム」は最高の演奏のため楽器作りから始めると判明! - ナゾロジー
  • 約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー

    2023年現在、世界の人口は80億人を上回り、地球の環境や社会に対するプレッシャーが日増しに高まっています。 しかし、今でこそ増え続ける人類ですが、ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai:ISMMS)のワンジー・フー氏らの国際研究チームは、「約100万年前、人類は絶滅の危機に瀕し、10万年以上もの間、世界の人口はわずか約1300人程度で推移していた可能性がある」と指摘しています。 また、この絶滅危機は、私たち現生人類だけでなく、絶滅したネアンデルタール人やデニソワ人の進化にも影響を与えた可能性があるようです。 一体当時の人類に何があったのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年8月31日付で科学誌『Science』に公開されています。

    約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー
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