統計学を学ぼう。ask.fmで『産経世論調査を巡る毎日との批判合戦で産経が「自爆」(笑)』と言うエントリーを紹介されたのだが、毎日新聞・平田崇浩氏が恐らく「意義」を「有意性」と書き間違えて産経新聞の記事への批判を行い、産経新聞・酒井充氏もポイントの掴みづらい反論を行い、そしてブログ主のkojitaken氏が、統計的な有意性が何かを理解しないまま、産経新聞をアホと笑っている。 1. なぜか議題になった百分率の表記 統計的に有意とは、仮定する分布からは観測値が偶然であるとは言い難い確率で生じるとき、つまり有意水準以下であるときに言う。平田氏が「参加したと答えた推定人数わずか34人を母数に、支持政党の内訳をパーセンテージで、しかも小数点以下まで算出することに統計的な有意性はほとんどない」と指摘しているわけだが、意味不明である。「有意性」は「意義」の書き間違いでは無いであろうか。 酒井氏も「産経・