ブックマーク / arakik10.hatenablog.com (2)

  • 壁に耳なし芳一、あるいは阪大の出題ミスを高校で習う範囲の数式できちんと説明する試み - あらきけいすけのメモ帳

    例の入試ミス関連で、いくつかのブログやツイッターやPDFを見たけれど、高校数学の範囲内の数式を使って計算をきっちりと書いたものに出会えなかったので書いた。くだんのSEGの先生のメール*1やPDF*2を見たが、いかにも「受験物理のお行儀の良い答案」みたいな記述で、これでは天下の阪大の大先生たちを説得できはしないだろうと思う。たぶん「12月により詳細な指摘」(朝日新聞,1月6日)で数式を使った議論が出て、ようやくねじ伏せられたのだろう。理系の研究者は日頃から「論文の査読」というシステムでバトルしているので、そうそう簡単に説き伏せることはできないものである。 鉄1kgと綿1kg重いのは… 阪大の出題ミスで「阪大の言い訳」を朝日新聞で読んだとき、こんなクイズを思い出した「鉄1kgと綿1kg、重いのはどっち?」。こいつに「どちらも同じ」と答えたときに、「大気から受ける浮力の分だけ綿の方が軽い(kgっ

    壁に耳なし芳一、あるいは阪大の出題ミスを高校で習う範囲の数式できちんと説明する試み - あらきけいすけのメモ帳
    Outfielder
    Outfielder 2018/01/22
    「入試出題採点経験者として言うが、出題者は学習指導要領に縛られるが、解答者は縛られる必要は全くない」
  • 卵と壁?あるいは京大の音波の問題を解いてみた - あらきけいすけのメモ帳

    [2019.1.19追記]このエントリは、点音源近似が音源近傍で破綻することに目をつぶり、えいやっと変位は固定端、圧力は自由端反射モデル(閉管の共鳴の境界条件)で反射を求め、速度ポテンシャル(あるいは圧力)の分布を用いた〈位相差当てゲーム〉を音源に適用すれば、高校の物理で学習する処理の範囲内で解けるという方針で解いている■ この京大の出題には2個の問題点がある。一つ目は高校物理のおやくそくである点音源近似(同心円状の波面を想定して、[振幅の減衰を気にせずに]波の位相だけを当てること)が現実には破綻している点(同心円の中心点、すなわち音の発生源)での状態を問うていること。二つ目は高校物理で学習する範囲内では音波の反射について「閉管での反射」「開管での反射(←このエントリを書いたときはすっかり忘れてた)」しかモデルが無いのに、音波の透過と反射の双方を問うているので、壁での境界条件として高校物理

    Outfielder
    Outfielder 2018/01/22
    「阪大の『解答』は露骨にヘマだったが、京大の問題は受験の問題として良問」「この人、波の干渉で何を教えてるんだ?」
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