新型コロナウイルスの影響を受けた、中小事業者に支給される「持続化給付金」。この支援制度を悪用した詐欺の首謀者の男が逮捕送検された。 被害総額は3億円以上。取材でその不正の手口と豪華な生活ぶりが見えてきた。 端正な顔立ちでピースサインをする男。「金儲けのカリスマ」と崇められ、ある事件の首謀者として警察にマークされていた。 この記事の画像(9枚) その正体は、詐欺の疑いで逮捕送検された、飲食店経営の結城世成容疑者(23)。持続化給付金を悪用し、国にうその申請をして給付金100万円をだまし取った疑いが持たれている。 SNSには豪遊生活がつづられていた だまし取った金で手にした生活はどんなものだったのか。結城容疑者のSNSには、数々の高級料理店で食事をしている様子が多く投稿されていた。 北京ダックや酢豚、麻婆豆腐など、高級中華料理店で食べた豪華メニューのほか、ミシュラン2つ星の高級寿司店での食事の