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ブックマーク / note.com/nkay (3)

  • 64画の漢字「𪚥」が「テツ」と誤読されるようになった経緯|nkay

    「𪚥」という漢字の音読みは「ショウ」ですが、現在は「テツ」と読む人が多くなっています。これは『大漢和辞典』という有名な辞典が「テツ」と記載したためです。この読みは、昔の中国の辞書『字彙補』に書かれた「𪚥」の説明を誤って解釈したことに由来します。それが『大漢和辞典』に掲載された結果、来の読みとは違う「テツ」が広まったのです。さらに、この辞典には他にも同じような読み間違いがいくつもあり、それらは二次的な資料をそのまま使って確認を怠ったことが原因と考えられます。この記事では、こうした読みの誤りがどのようにして起こったのかを、音の変化や漢字の歴史をもとにわかりやすく説明しています。 (記事公開後の修正:ヘッダ画像を変更、第1章に一文追加、第6章の誤字三箇所を修正しました。) 1. はじめに漢字の中には、画数が非常に多い、普段目にすることがほとんどないような文字もあります。そのひとつに「𪚥」

    64画の漢字「𪚥」が「テツ」と誤読されるようになった経緯|nkay
    PEEE
    PEEE 2025/04/11
  • 「竜」の字体が「龍」よりも古いというトンデモについて|nkay

    楷書の「龍」という形は殷墟甲骨文に見られる文字を継承したもので、「竜」という形は早くとも漢代以降に作られたものだが、「竜」が「龍」より古くから存在するというトンデモが存在する。 「竜」が「龍」より古いというトンデモには全く根拠がないが、ほとんどの人は漢字の歴史について無知なのと、このトンデモが当なら意外なので(逆に)、一定数の人が信じているようである。 実際には、「竜」が「龍」より古いなどということは無い。これは「最終的には「龍」も「竜」も同じ甲骨文字に由来するのだからどちらかが古いと言うことはできない」というような表現的問題ではなく(それも一理あるかもしれないが、ここではどちらかが古いという表現を受け入れよう)、「竜」が「龍」より古いというトンデモが描いている歴史が決定的に間違っているという意味である。 この記事で「竜」「龍」の歴史を再確認することで、トンデモの歯止めになれば幸いである

    「竜」の字体が「龍」よりも古いというトンデモについて|nkay
    PEEE
    PEEE 2024/08/14
  • ゆる言語学ラジオ#4の内容を訂正しようと思ったけども、その前に「部首」の誤解を解きたいと思いました~もうこの単語を学問の場で使わないでください~|nkay

    ゆる言語学ラジオ#4の内容を訂正しようと思ったけども、その前に「部首」の誤解を解きたいと思いました~もうこの単語を学問の場で使わないでください~ この記事のモチベーション最近以下の動画が話題(のよう)だ。正確にはこの動画の投稿集団が話題で、この動画はその中では比較的地味な方である。 悶・聞・関、部首が「門」なのはどれ? #4 https://www.youtube.com/watch?v=v2vY-H1FAHM ただ、しかし、この動画で語られることは、漢字に関する誤解に満ちている。正直、どこから突っ込んでいいのやらという感じで、語られる結論が間違っているとかではなく、おそらく話し手たちが根的に漢字・漢語と文字学(それは知識だけでなく研究伝統・研究史や方法論・考え方を含む)を誤解している。コメント欄も含めて目を覆いたくなる。 例えば、架空の人物が「“人”という字は人と人とが支え合ってるよう

    ゆる言語学ラジオ#4の内容を訂正しようと思ったけども、その前に「部首」の誤解を解きたいと思いました~もうこの単語を学問の場で使わないでください~|nkay
    PEEE
    PEEE 2021/05/25
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