アピールは「訴える」ことですし、PRは「広報する」ことです。だから、面接テストで自分の長所などを印象付けるという意味に用いるのは、どちらにしても本来は不適切なのでしょうが、どちらかといえば長所を主張する、長所を訴えるという意味で、「アピール」が適当でしょう。これらの語は、借用される形で、面接テストの用語として持ち込まれたのだと思います。 さて、「面接テストで自分の長所などを印象付ける」の意味では、圧倒的に「アピール」が好まれます。 Googleによれば、 面接 "アピールする" 44400件 面接 "PRする" 9200件 しかし、「自己」を付ける場合はこれが逆となり、「自己PR」が圧倒的に優勢です。 面接 "自己アピール" 23900件 面接 "自己PR" 124000件 「自己PR」が好まれる理由としては、 (1)アピール(訴える)はもともと自分の主張をいうものと決まっているのだから、