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ブックマーク / amamako.hateblo.jp (8)

  • インターネット・サブカルという夢の終わり - あままこのブログ

    米津玄師が「ハチ」と言う名義で出した『砂の惑星』という曲があります。 www.youtube.com この曲の歌詞には、かつてニコニコ動画というサイトで、VOCALOIDを使って生み出された、数々の名曲のタイトルや歌詞が引用されています。 w.atwiki.jp 僕を含めたインターネット老人会の人らは、この歌詞を読んで「そうだよな、あの米津玄師も、俺らがいたあそこらへんから巣立っていった人間なんだよな」とにやけたりするわけです。 もちろん「同じ界隈にいた」というだけで、それ以外に何の共通点もないわけですが、それでも勝手に仲間意識をもったりするのです。 似たような気持ちは、声優とかVTuberとかにも抱きます。特に今活躍しているVTuberの雑談とかを聞くと、自分たちと同じようなサイトやFlashゲーム・動画を楽しんできたし、自分と同じ様なインターネット黒歴史を抱えていたことがわかって、嬉し

    インターネット・サブカルという夢の終わり - あままこのブログ
    POGE
    POGE 2023/12/17
    私はネットカルチャーのクネクネにもサブカルのクネクネにも馴染めなかったので、現状の「孤立」感がむしろ心地よい。10年近く日本を離れていた私は外れ値かもしれないが。
  • この平坦な戦場で生き延びること - あままこのブログ

    https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20230324/1679624302 現代社会において尊重される「多様性」が。あくまで一定の規格の範囲内のものでしか受け入れられないというのは、確かにそうだと僕も思う。 結局、今の社会が多様性を尊重している理由って、多様性それ自体が目的として尊いのではない。 多様性を尊重し、その多様性同士が生存競争しあうことによって、生産性向上とか、あるいは経済成長とかといった目的が達成されるから、多様性は尊重されるべきという「手段としての多様性尊重」なのだ。 だからこそ、生産性向上とか経済成長とかに寄与しない、「役に立たない多様性」は、適当な理由を付けて社会から排除される。 そしてその社会で人々は、自分がいかにこの社会に役立つ存在かを誇示し、自分以外の他者がいかに役立たない無駄な存在かを示すために、「多様性」を利用する

    この平坦な戦場で生き延びること - あままこのブログ
    POGE
    POGE 2023/04/03
    “世の中の人々は、むしろそうやって「生産性」とか「経済成長」とかのために、嬉々として人を叩き、殺し合うことが幸福に感じてるように、思えてならないのだ。”
  • Trackback、復活しないものか - あままこのブログ

    自分の記事への言及が追いづらくて仕方ない。 偶然見つけられなければ、自分の記事に言及されてもほぼ気付けない 先日の記事 amamako.hateblo.jp は、自分の記事への批判に対し応答したものなのだけれど、この批判を見つけたのは、たまたまnoteで検索していたら引っかかったからで、偶然見つけたものに過ぎないんですよね。 で、そこで偶然見つけることができないと、もう幾ら言及されていても、コメントで書き込んでもらったり、Twitterでリプライしてもらわない限り、見つけることできないんですよね。 事実、id:tyoshiki氏とかが note.com と批判してきていたのだけれど、気づいたの記事が書かれてから20日程度過ぎた今で、そうなると「もう応答するの面倒くさいなー」となってしまうわけです。 かつてのブログでは、「Trackbackをして相手に言及したことを伝える」ということができた

    Trackback、復活しないものか - あままこのブログ
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    POGE 2021/07/27
    言及しあう文化がなくなったことは悲しいし、閉塞感の原因にもなっていると思う。かつてのブロゴスフィアと呼ばれた言論空間の距離感が懐かしい。
  • 「昔のインターネットは良かった」のか? - あままこのブログ

    前回の記事、おかげさまで多くの人に見てもらえていただけたようで、たくさんのコメントをはてブ・Twitterでいただきました。 amamako.hateblo.jp その中には、「そもそもゼロ年代批評がフェミニズムと親和性があったなんて嘘で、当はとても男性中心主義的なホモソーシャルの場だった」という指摘があったりして、「それは確かにそうだなー」と思ったりしました。 「ゼロ年代批評」を、「オタクフェミニズムが結構仲がいい時代」と回顧する記事。こういう時代の「空気」に酷い目にあわされてきた身からすると、Noとしか言えない。大多数のケースでは、フェミニズムやカルチュラル・スタディーズが奪用・脱政治化されてきただけでしょう。https://t.co/Soa0cScIA2— 岡和田晃_NLQ23もうすぐ出ますよ、『〈戦後文学〉の現在形』に津島佑子論と「震災と文学」 (@orionaveugle)

    「昔のインターネットは良かった」のか? - あままこのブログ
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    POGE 2020/11/27
    隠されているより、膿が出るほうが良い。苛烈な戦いのあとに生まれるものもあるだろう。
  • 「何者かになるため」には、自分自身の神になればいい - あままこのブログ

    最近、友人から「何者かになりたい」ということを聞き、改めて考え込んでしまった。 もちろん、このことに関しては散々ネットやらサブカルチャー(『何者』?「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」?)やらで語られてきたことだから、今更僕が何か新しい知見を出せるとは思えないのだけれど、でもこの問いが、そういう散々語られてきたことに関わらず、未だ解決せず、僕らの前に立ち塞がってきてしまうということもまた、事実なわけで。 考えてみると、「何者かになりたい」という願望には、二つの前提条件があるだろう。一つは、「人は『何者』かになれる」という可能性がそこでは想定されていて、にも関わらず人の意識の中ではと思っているということだ。 ここでいう「何者」とは、僕の考えでは、存在することで世界に対し何か影響を及ぼす存在であることだと、言い換えることができると思う。そしてそれはおそらく、宗教的には「宿命」と呼ばれる

    「何者かになるため」には、自分自身の神になればいい - あままこのブログ
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    POGE 2020/06/12
    Dasein
  • 「子どもたちに伝えたい物語」とは?―『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」を見て - あままこのブログ

    というわけで、グダ氏にお金もらってGのレコンギスタ見てきました。 nuryouguda.hatenablog.com いやほんと、遅くなって申し訳ございません。 ただ、一つ言い訳をさせてもらうと、正直僕みたいなアニメの見方、「アニメをダシにして社会を語っちゃうタイプの見方」をする人間にとって、このアニメはかなーり語りづらいんですよ。 僕は、いわゆる「ガンダム」と呼ばれるような作品群は、最近2つの系譜に分かれてるんじゃないかと思うんですね。一つは『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダム00』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のような、「現実の国際情勢や社会問題とリンクさせた世界」を描くガンダム。もう一つは『機動戦士ガンダムUC』や、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のような、既存の宇宙世紀に則って、「ガンダムのお約束の中の世界」を描くガンダム。 この2つの系譜に沿って

    「子どもたちに伝えたい物語」とは?―『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」を見て - あままこのブログ
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    POGE 2019/12/12
    “すみませんちょっとよくわかんないです」”正直すぎる/驚くほどまともな考察でグダさんとのインファイトと言うよりは、距離をおいたアウトボクシングといった趣。
  • 2019年のヨイコノミライ - あままこのブログ

    ふと思い立ち、『ヨイコノミライ』を再読していました。 ヨイコノミライ [完全版](1) (IKKI COMIX) 作者: きづきあきら 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2012/09/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る そしたら、かつてはとてもリアルで残酷な物語に見えたお話が、途端に、どこかとても遠い国で繰り広げられる、むしろ、なんか憧れてしまうようなお話に見えてしまって、仕方がないのです。 かつて僕らは『ヨイコノミライ』から、この社会に適応する処世術を学んだ 『ヨイコノミライ』、それは2003年から連載された、ある高校の漫画サークルのお話です。 話の筋は、一言で言ってしまえば、ダメなオタクばっかが集まる漫画サークルに、美人のサークルクラッシャーが入ってサークル内の人間関係をかき乱し、そしてサークルを崩壊に追い込む、そんなお話です。 当時この作品ははてな界隈

    2019年のヨイコノミライ - あままこのブログ
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    POGE 2019/10/16
    懐かしいとさえ言えるフレーバー/このまま突っ走ってください。
  • みんな「病気」になりたい時代 - あままこのブログ

    参考:自閉症その他発達障害についてきちんとした診断を受けたいなら*1 ヤンデレ - まっつねのアニメとか作画とか それは「自分の気持ちが伝わらない」事への共感。 男性だったら、そこで自閉症的解決(=deathnoさん言うところの「寛容」、あるいは脳内恋愛) を取れるが、 大半の女性はそれを爆発されるか伝える対象を変える(他の男に乗り換える)かするわけである。 (略) 天原さん 「自閉症的」という言葉は、 アスペルガーである私自身の実感と精神科の先生の説明を元に言っているので wikipediaを引用されましてもw 「自閉症とは『群れる』という能が生まれつき欠如している状態」 と言われた事がありました。 この場合の「自閉症的」という言葉は「群れを外れる」という意味で使ってます。 熱気バサラは非常にアスペルガー的なキャラですしね。 どう受け取られたにしても、 「自閉症」に直接関係無い人には確

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