ウルトラマン着衣問題(うるとらまんちゃくいもんだい)とは、特撮番組『ウルトラマン』シリーズに登場するウルトラ族と呼ばれる宇宙人が、服を着ているのか裸なのかという50年以上たっても明確な答えの見つかっていない難問である。 ウルトラマンはM78星雲、光の国の住人の一人である。彼は光の国を本部とし、宇宙の平和を守る軍事組織『宇宙警備隊』の隊員だ。彼は護送中に脱走した宇宙怪獣ベムラーを追って地球に最初にやってきて、科学特捜隊のハヤタと合体して怪獣退治を行った人物(本名不明)であり、彼の故郷には彼とよく似た無表情で巨大な種族が何万何億と暮らしている。ここでは便宜上、彼らの事を『ウルトラ族』と呼ぶことにしよう。[1] ウルトラ族は最初からあのような姿だったわけではない。『ウルトラマンタロウ』第25話で語られた歴史によれば、26万年前にウルトラの星の太陽が爆発し、急遽製造した人工太陽プラズマスパークに含