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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (9)

  • オシム監督を知らない若い人たちにも伝えたい『オシムの言葉』 - いつか電池がきれるまで

    www.afpbb.com news.yahoo.co.jp www.goal.com 僕が『オシムの言葉』を読んで、オシム監督の大ファンになったのは2006年。 オシムさんが日本代表監督に就任し、ワールドカップでの「オシム・ジャパン」の活躍が期待される中、脳梗塞で辞任を余儀なくされたのが、2007年の11月でした。 『オシムの言葉』を読んで以来、「サッカー選手にならなければ、数学教師になっていたかもしれない(ただし、その場合はボスニアの内戦を生き延びられたかどうかはわからないが……とオシムさんは付け加えていたそうです)」というこの名指導者の言動に魅せられてきました。 脳梗塞のあとも、サッカーへの情熱と知的好奇心を失わない姿をみると、「当にすごい人だなあ」とそのバイタリティにあらためて圧倒されていたのです。 監督のような現場での激務には耐えられなくても、テレビの解説やメディアのオシムさん

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  • 羽生結弦選手の「努力は報われなかった」という言葉を聞いて、思い出したこと - いつか電池がきれるまで

    「努力は報われなかった」ー羽生結弦選手が昨夜の民放ニュースで、松岡修造さんや荒川静香さんら、気心の知れた“先輩”に吐露した音。こうした言葉を、ほとんどの新聞が伝えていない(朝日がようやく「報われない努力かもしれないけれど」と)。五輪報道史上、記録すべき名言と思うのに。— Shoko Egawa (@amneris84) 2022年2月11日 この江川紹子さんのツイートと、それに対するさまざまな人たちの反応をみました。 僕は、『AKB総選挙』全盛期の高橋みなみさんのスピーチでの決め台詞「努力は必ず報われるー!」への会場の微妙な空気感を思い出さずにはいられなかったのです。 観客は、他のメンバーのスピーチの決め台詞には、間髪入れずに大歓声で答えていたのですが、この言葉にだけは、戸惑ったような沈黙が会場を覆い、そのあと、明らかに控えめな歓声が上がっていたのです。 僕たちは、「推し」とその所属グル

    羽生結弦選手の「努力は報われなかった」という言葉を聞いて、思い出したこと - いつか電池がきれるまで
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    POPOT 2022/02/14
    “「努力は報われなかった」と言えるのは、「自分は努力した、と言い切れる人」の特権です。  そして、羽生選手には、その資格がある、ありすぎる。”
  • 「松屋のステーキ丼」に対する、ネットメディアの「レビュー」への疑問 - いつか電池がきれるまで

    松屋が好きだ。 正直、牛丼は吉野家のほうが美味しいと思うけれど、券で注文ができて、いろんな定がある松屋を僕はけっこう愛用してます。 2週間に一度くらいのペースで、新しい定系のメニューが出るので、一度はべてみようかな、という気分にさせられるのです。 最近ではジョージア料理のシュクメルリとかエビチリ(こちらは今も販売中)なんてのも話題になりました。 そんな松屋の最近の新メニューといえば、「ステーキ丼」。 ascii.jp 系列のステーキ専門店『ステーキ屋松』の大ヒットメニューで、ステーキ屋松の和風ソースと松屋オリジナルの洋風ソースがあるそうです。 普通盛りは、みそ汁付きで750円。「デカ盛り」は1150円。 この値段で、ステーキ丼が気軽にべられるなんて!と早速近所の『松屋』に出かけて、和風ソースの普通盛りを注文したのです。 しばらくの待ち時間のあと、出てきたのは、「うーむ、肉を焼いた

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    POPOT 2020/11/01
    “店の入口に貼ってあるポスターの写真と実際の商品が、あまりにも違う”
  • 「だから、ああいうモラルが無いDQNには、関わったら負けだよ」 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com 関係者によると、手前のパーキングエリアで、ワゴン車の進路を塞ぐように駐車していた男性を嘉久さんが注意した。怒った男性は高速道路上を追い、後方から接近したうえ、前方に割り込んで減速し、一家の車を追い越し車線上に停止させた。車から降りて嘉久さんの胸ぐらをつかむなどした直後に、後方から来たトラックがワゴン車に突っ込んだという。 朝、このニュースをワイドショーで観ていて、暗澹たる気持ちになりました。 迷惑駐車を注意したら、逆恨みされて、こんな目にあわされるなんて。 亡くなられた夫婦の御冥福を心よりお祈りします。 そして、残された子どもさんたちに、少しでも幸多からんことを。 後ろから追突してしまったトラックを運転していた方も、消せないトラウマを抱えてしまったはずです。 当に、この逮捕された容疑者は酷い。 こういう事件の話をきくたびに、「なんなんだこの世の中は」と憤りを感

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    POPOT 2018/06/25
    “いつでも、「ちゃんと戦った人」は、報われないことが多い。”
  • 「ブロガー」という業の深い人間のひとりとして、hagexさんの事件に感じていること - いつか電池がきれるまで

    昨夜、ワールドカップの日戦を観ながら、考えていました。 hagexさんは、この試合を観るつもりだったのだろうか。 いつかブログで見たように、生ビールのジョッキをたくさん並べて、中洲の夜を堪能する予定だったのだろうか。 僕はhagexさんに直接の面識はないし、ネットでのやりとりといっても、お互いのエントリに言及したり、ブックマークしたりすることがあった、という程度です。 僕が「ネットウォッチャー」をあまり好きでなかったこともあり(僕自身も、他者からみれば「ネットウォッチャー」のひとりなのかもしれませんが)、hagexさんが起点となって生じる「ネットリンチ」の尻馬に乗らないように気をつけていました。 anond.hatelabo.jp hagexさんが自覚してやっていたかどうかはわかりませんが(僕は「ある程度意識してやっていた」と思っています)、hagexさんが採りあげ、綿密な情報網で証拠を

    「ブロガー」という業の深い人間のひとりとして、hagexさんの事件に感じていること - いつか電池がきれるまで
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    POPOT 2018/06/25
    “過激派の組織は、宗教的な背景よりも、「死にたいという願望を持っている人」を最優先のリクルート対象としている”
  • ブックオフを利用してるんだが、もうブックオフは限界かもしれない - いつか電池がきれるまで

    toyokeizai.net この記事が最近、けっこう話題になっていました。 こちらはこの記事へのブックマークコメント。 b.hatena.ne.jp ああ、嫌われてるなブックオフ、という感じです。 「ブックオフの現状」について考察した、こんなエントリもありました。 naruoe.hatenablog.com naruoe.hatenablog.com この「ブックオフに欲しいがない理由」も「ブックオフの買い取り価格について」も納得できる話なんですよね。 僕はそんなに熱心なブックオフの顧客じゃなくて、気が向いたら入ってみるくらいの付き合いです。 ブックオフのシステムに嫌悪感を示している作家や好きが多いというのも知っています。 僕が住んでいるような人口10万〜20万人くらいの地方都市には、そもそも「古屋」という選択肢がありませんし、実際に「を安く買える数少ない手段のひとつ」であった時

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  • 「医学部に進んでしまったけれど、医者にはなりたくない」という増田さんへ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕には僕自身の経験からしか語れないのだけれど、それでもこの増田さん(「はてな匿名ダイアリー」の著者は、「増田」と呼ぶのが慣例なのです)の選択に、少しでも役に立てればと願いつつ書きます。 僕自身、あまり医者になりたくなかったのに、結果的になってしまった人間なので、増田さんの気持ちはわかる。 僕の父親は医者で、普段は「お前は医者にならなくても、好きなことをやってもいいよ」と言ってくれていたのですが、高校時代の模試で一度法学部希望にしたら、あからさまに機嫌が悪くなったのを覚えています。 僕の人生の「職業選択における希望」は、弁護士か文系の学者(できれば歴史学者、「ヤン・ウェンリー症候群」ですね)、もしくは「ものを書いてべられる人」だったんですよね。 あと、ゲームをつくる人や、ゲーム雑誌の編集者にも憧れたなあ。 ただ、そういう親の「暗黙の期待」みたいなものを裏

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    POPOT 2016/01/13
    医師免許を取っておきながらいわゆる医者=臨床医やらないのも楽しいよ。
  • 川崎で起こったことと、いま、ここで起こっていること - いつか電池がきれるまで

    ※個人の特定を避けるため、僕が聞いた話に部分的な変更を加えています。 ある医者に聞いた話。 つい先日、病院で当直をしていたら、親に連れられた中学生がやってきたそうだ。 顔じゅうが腫れていて、片方の眼の周りは紫色になり、ものが二重に見えるという。 知り合いの医者が問診をすると、彼の親は、こんな話をしたそうだ。 「うちの子、最近ずっと帰りが遅かったんです。アザや傷をつくって帰ってきて。何度か問い質したんですが、『関係ないだろ』って、何も話してくれなくて。でも、今回はいままでのなかで、いちばん酷い怪我をしていて、顔も変わってしまうくらいで。それでも、夜、出ていこうとしたので、必死になって止めたんです。あの、川崎の中学校1年生の事件のニュースをみて、うちの子も……と気づいたんです。いえ、いままでも薄々感づいてはいたのですが、やっと、引き止めなければ、と決心したんです」 その子は、懸命に止める親に根

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    POPOT 2015/03/01
    "ある医者に聞いた話。"
  • 「ウソ」が大嫌いなインターネットの聖人たちへ - いつか電池がきれるまで

    「ウソは泥棒のはじまり」だと言う。 もちろん、ウソは悪いことだ。 僕だって、つきたくも、つかれたくもない。 しかし、「絶対にウソをつくことが許されない世界」というのは怖くないだろうか。 息子は、3歳になった。 家の中でかくれんぼをしていて、「あっ、○○くんだ!」と僕が言うと、息子は「ちがいます。ライトニング・マックイーンです!」と答えた。 このウソつき! でも、僕は、息子がウソをつけるようになったことが、少しだけ嬉しかった。 こいつは、この世の中で生きていくための、小さな一歩を踏み出したのだ。 もちろん、すべてのウソを許しているわけじゃない。 人を傷つけるようなウソには、「そんなウソをついちゃダメ」と言っている。 絶対に、ウソをつかない子供たちがいる。 その子供たちは、「ウソをついてはいけない」という宗教の教義に忠実な親に育てられてきた。 ウソをついたら、「地獄に堕ちる」と、徹底的に罰を与

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    POPOT 2012/01/25
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