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researchと増田に関するPOPOTのブックマーク (10)

  • 俺の闘争

    大学院で研究をしている。 大所帯の研究室だが、自分がやっているのはその中で小さなベンチャー企業みたいな感じ。 そのベンチャーみたいな構成員は、僅か6人。 先生やポスドクは論文書いたり、書類や会計で忙しいらしい。 実質的な研究奴隷で手を動かしているのが4人。 だが、圧倒的に成果を出している研究室の中での、圧倒的に結果を出してる組織だ。 自分は、恐らく、研究でいい成果は出せないと思う。 というか、気力がホボ折れかけている。 研究室にたどり着く前に、人生辛いことがありすぎて、もはや余生みたいな感じで生きている。 ようやく人生の勝負所にたどり着いたと思うけど、もう体力もやる気も人間性もホボ尽き欠けている。 研究に身が入らない。半分、研究とは関係ない趣味に走っている。 でも、趣味もないと研究だけだと多分、卒業までできずに狂ってしまうとも思うから、いいと思う。 アスペみたいな先輩が結構キツイんだけど、

    俺の闘争
  • 研究者を志して、諦めた俺と諦めなかった人の10年後の現在

    俺、地帝→東大院(生物学専攻) 10年前、研究者を志し研究に励んでいた。しかし当時たまたま知り合った先輩(玉木浩貴、自称:国立印刷局の研究職候補)が「博士課程にメリットはなく、正規の研究者(アカポス)になれない」などと博士課程を卑下した発言を何度も繰り返しており、だんだんと感化されるようになった。結局それなりの研究実績はあったものの、大学院を去り、就職した。 一方で、研究が楽しいとそのまま大学院で研究を続けた周囲の学生・ポスドクの人達がいた。 当時は自分の選択は最良と思っていた。周りのように、今が楽しいからと厳しい現実を逃避し、なれもしないアカポスに憧れるのは哀れだと思っていた。 そしてそれから10年が経過。現在の状況は次の通り。 <大学院で研究を続けた周囲の学生・ポスドクの今(大学・大学院の所属研究室で自分より±3学年)> ・東北大学 教授 ・東北大学 准教授 ・東北大学 講師 ・東北大

    研究者を志して、諦めた俺と諦めなかった人の10年後の現在
    POPOT
    POPOT 2016/02/08
    これに似たビッグラボのサバイバーだけど同門でいま一見不安なく楽しそうなのは元ボスと、大学院修了して臨床に戻ってとっとと開業した人の一部だけだから何がいいかはわからない。
  • STAP問題は生物系における構造的腐敗の一例にすぎない

    生物系の研究室に所属したものならわかると思うが、多くのラボで大なり小なりあの手の異常を経験してるだろう。 自分自身さすがにあそこまで酷いのは見たこと無いが、表に出てこないだけであのレベルは必ずある。 早稲田だからじゃないよ。東大にも京大にも旧帝大地方国立大どこにでもある。バレてないだけで。 だから、小保方はじめあいつらの罪は変わらないが、あいつらだけの問題ではない。構造的な問題が原因だ。 振り返ること1980年代。分子生物学による遺伝子クローニングが技術的に可能になった時代。ハードワークで遺伝子をクローニングすればCellやNatureに載った時代。 アメリカにわたったハードワークだけがとりえの脳なし研究者は華々しい成果をあげて凱旋帰国し、大学院重点化とあいまって次々とアカデミックポジションを獲得していった。 彼らはハードワークこそが研究だと微塵も疑わず科学倫理や科学論理を考慮していない。

    STAP問題は生物系における構造的腐敗の一例にすぎない
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    POPOT 2014/06/09
    3月のエントリ。気合とか労働力は必要条件かもしれないけど、それでどうしようもないことは多い。フェノタイプが無いものは無い。ただ、不思議なのはオボの師匠の戦艦氏はピペドの親方系PIとは逆っぽいってことかな。
  • 叫びたい

    最近話題の高学歴ワープアです。女です。 叫ばせてください。 結婚・出産なんてできねーよーーー!! 「研究者」として生きていくのは、いい。自分の好きなことだからがんばれるし、ほぼ実力主義の世界だから男女差別もあまり感じることはない。いわゆるガラスの天井の問題も研究の世界では少なくなってきていると思う。でもそれは常に競争の中を生き残っていかなければならないということでもある。 ここで研究者の人生についてもう一度考えてみたい。高校卒業後、大学進学、研究室に入って学部卒。ここで22歳としよう。まだぺーぺーだ。修士課程の二年間で研究者としての資質を見極められ、認められた場合は博士課程へ。ここで24歳。そしてそれから短くて3年間、文系だと大体5~6年かけて博士号取得。ここには3年で博士号をとれる理系はポスドクで留学、文系は留学してから博士号、という違いがありそうだけれど、いずれにせよ博士号取得&留学で

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  • 東大院卒就職率56%、はある意味、当たり前の話だということ

    ホッテントリにこんなのが入ってた。 高学歴ワーキングプア問題・・・東大院卒就職率56%、京大院卒は非常勤講師にゴミ収集バイトを掛持ちしている現実 http://hamusoku.com/archives/7674931.html学歴は武器、どころか足かせとなった。名だたる大学院を出ても非正規雇用、あるいは無職となってしまう者たちが続々と生まれている。京都大学大学院で博士号を取得したAさん。30代前半で他の大学の授業を週に2科目担当する非常勤講師だが、同時に毎朝の「ゴミ収集アルバイト」も続けている。生活を維持できないからだ。」 元ネタSAPIOだし、マジレスするのもあれなんだけど、当事者としては「当たり前の話じゃん」というのが感想。 「東大、京大+さらに博士号なんだから、超高学歴じゃん」と人は言う。 けれど、それは大きな誤解だ。日の企業における高学歴は「受験歴」、院卒で得られるのは「研

    東大院卒就職率56%、はある意味、当たり前の話だということ
    POPOT
    POPOT 2013/01/11
    なんか文体がみたことある気がするけど、内容は至極まっとう。
  • バイオのきつい点を俺なりに考察すると

    バイオのきつい点を俺なりに考察すると、技術的な問題・バイオテクノロジーでしか作れないかと思われていたものが、あるいは同等の機能を有するものが化学合成ができてしまった。・大腸菌や酵母に作らせた蛋白が、天然物から精製ほど効かない例が多い。要するに有効成分が一つではなく、いくつかの微量成分の相互作用が重要だったり、アミノ酸配列だけでなく糖鎖の修飾が重要だったりで、結局大量生産にいきつけてない。厚労省、農水省の締めつけが凶悪・欧米のような巨大製薬企業がなく、開発環境が貧弱。しかし、厚労省が設ける安全性に関するハードルは世界でトップクラス。・農林水産省は既存の農業従事者の保護を最優先なので、希少価値を高めてブランディングしたいらしく、収量を飛躍的に伸ばすとか興味がない。収量が高まると価格が落ちるし、かと言って輸出できるほどの競争力はないし。・狭い国土で農業に競争力を与えるための唯一にして最終手段の「

  • LABプラス

    LABプラスとは研究室の教授との“日常”の交際を楽しむゲーム。 現実の日時や学会と連動し、教授と同じ時間を過ごしている感覚が持てる。 論文に対してダメだしされるスキンシップや音声での会話(説教)もある。 教授の服装は2種類、学会や研究会などのイベントは4000以上。 教授のタイプにおいても「ワンマン(同歳)」、「無能(年下)」、「天才すぎてついていけない(年上)」という様々な性格を用いている。 だが、最大の特徴は、単位を次々と“取得”していく既存の大学生活と違い、学部を卒業した後の修士研究がゲーム番というところにある。 卒業した後の「修士パート」ではDS内蔵の時計を使用した「リアルタイムクロック」(RTC)により、現実の時間や学会に合わせたリアルタイムで永遠に続く「研究生活」が体験できる。 教授とのやり取り次第で教授の髪型や服装、性格、専門が変化するなど、プレイヤー次第で様々なシチュエ

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  • 小学生と保護者のみなさまへ:夏休みの課題「自由研究」に関する注意点

    「自由研究」とはその名が示すとおり好きなテーマを選んで研究をすればよいのであるが、 いくつかの暗黙のルールがないわけでもない。 それは小学校を卒業すればわかるような類のものばかりなのではあるが、 あいにくと自由研究とは小学生に課される課題なのである。 そこで、せっかくの自由研究シーズンが到来したことであるし、ここはひとつ 「自由研究における暗黙のルール」について書いておきたいと思う。 この文章を読んでいる小学生がはたして何人いるのかは知らないけれど(たぶん一人もいないけど)、 小学生の子どもを持つ親御さんには少しぐらい参考になるだろう。 まず、自由研究が夏休みに課される課題であることに着目したい。 なぜ、平時の課題ではなく夏休みを選んで出されるのか。 これは、夏休みにおける小学生はヒマだという前提があり、 ヒマだからきっと多くの時間を研究に割くだろうということを期待されているのだろう。 少

    小学生と保護者のみなさまへ:夏休みの課題「自由研究」に関する注意点
  • 諸君 私はサイエンスが 好きだ

    諸君 私はサイエンスが 好きだ 諸君 私はサイエンスが 大好きだ 帰納法が好きだ 演繹法が好きだ 思考実験が好きだ 実証実験が好きだ 代数学が好きだ 関数解析学が好きだ 集合論が好きだ 統計学が好きだ 情報理論が好きだ Unixで Linuxで MatLabで Mathematicaで C++で Javaで 紙と鉛筆で 口頭で 全てのプラットフォームで行われる ありとあらゆる論証行為が 大好きだ 数列をならべた 並行スレッドの一斉実行が ファン音と共に他のプロセスを reniceるのが好きだ ふと思いついて計算してみたモデルが 想定していた通りの結果をはじき出した時など 心がおどる Athlonの64bit(フィア・ウンド・ゼヒツィヒ)でフェドラ7を使うのが好きだ 某M木先生さー、何でもかんでも「脳科学で説明出来ます」って擬似科学入ってるよねー、と言われた時は 我が意を得た様な気持ちだった

    諸君 私はサイエンスが 好きだ
  • 今日ポスドクを辞めることにした。 正確にはラボをバックレた。 責任とか..

    今日ポスドクを辞めることにした。 正確にはラボをバックレた。 責任とかモラルとか、もう、わかってるけど、いい。どうでもいい。叩け。 とにかく今ドアを出てラボに向かいまた1週間を始めたら俺は 壊 れ る。 「ポスドクには教育ノルマとかはないよ。独立した研究テーマをこなせば自然と論文はでる。」 なのに、独立した研究テーマは実は「教授のテーマをこなしたという前提」で設定されていたんだ。 教授のテーマが、教授の望む結果ではない場合、自分の研究時間がマイナスされていく。 募集要項にはこう書いてあったんだ。 独立した研究スペースと研究費を支給。日のポスドクレベルとしてはかなりの高待遇だ。 でもそんなうまい話はなかった。 着任日、俺には遊びたい盛りの学部生7人があてがわれた。 08:30 ラボに行く準備をしていると、じんましんが出てくる。 08:50 家を出る。太陽光を浴びる唯一の時間。 09:00 

    今日ポスドクを辞めることにした。 正確にはラボをバックレた。 責任とか..
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    POPOT 2007/12/04
    ピペット土方哀歌
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