地震と津波による「福島第1原発」の事故から11日で5か月が経ちます。 原発で働く作業員なら誰でも持っている「放射線管理手帳」に、日々、被ばくした線量を事業主が記入していくことになっています。 事故の跡この手帳の発行数が去年の3倍にもなったそうです。 今回は、こうした危険な現場で日々復旧に汗を流す下請け作業員の実態に迫ります。 原発作業員およそ1,000人が宿泊している福島県いわき市の温泉街。 街は暗いうちから動き出し、朝5時ごろにはバスや車が現場へと出発していく。 「協力会社」と呼ばれる下請の作業員たちだ。 作業員らが「1F(いちえふ)」と呼ぶ「福島第1原発」。 屋外では先週、人がほぼ確実に死亡する放射線量1万ミリシーベルトが計測された。 未だ高い被曝リスクと隣り合わせの作業だが・・ 「日給も安いし、保険も何も入ってないし」 「言い方は悪いけど、使い捨て」 (Q.電力会社の存在っていう