アカヤジオウ(赤矢地黄)とは、ゴマノハグサ科(APG IVではハマウツボ科[1])の植物の一種。学名Rehmannia glutinosa。中国原産で地下茎は太く赤褐色で、横にはう。葉は長楕円形で、根際から出る。初夏、15-30cmの茎を出し、淡紅紫色の大きい花を数個開く。 生薬[編集] アカヤジオウ(近縁植物を含むことあり)の根は地黄(じおう)という生薬である。初出典は『神農本草経』。主成分はイリドイド配糖体カタルポール。 地黄は根を陰干ししてできる生地黄(しょうじおう)、生地黄を天日干ししてできる乾地黄(かんじおう)と呼ばれるものと、生地黄を酒と共に蒸してできる熟地黄(じゅくじおう)と呼ばれるものがある。一般的に地黄と呼ばれるものは乾地黄を指すことが多い。五味は甘、苦。甘味は生地黄、乾地黄、熟地黄の順に強くなる。性は寒。但し熟地黄は寒性よりも酒の効果により温性に近い。地黄は単体として使
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