多様な専門領域が統合して活動を 第106回日本精神神経学会開催 第106回日本精神神経学会が,5月20日-22日,広島国際会議場(広島市)他にて,山脇成人会長(広島大大学院)のもと開催された。今回のテーマ「求められる精神医学の将来ビジョン――多様な領域の連携と統合」に沿い,関連学会と連携して企画されたシンポジウムは12題にのぼった。また総会では関連4学会が,うつ病対策を「国家政策の最優先課題」として取り組むべきとする初の共同宣言を採択。「対うつ病10か年計画」策定などを提言し,多様化する専門領域が手を取り合い,精神医学への社会的ニーズの増大に対応していく姿勢を示した。 うつ病治療から精神医学を展望する 会長講演「求められる精神医学の将来ビジョン――うつ病の教育・診療・研究を通して考える」では,山脇氏がうつ病治療・研究の現状から見えてくる精神医学の方向性について述べた。 まず「教育」について
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