秋葉原殺人男“女”と劣等感「幸せ者は死んでしまえ」 幸せ税、避妊具税、助手席税…。携帯メールでは、カネで人を追い込みたいという偏屈な一面も見せていた(クリックで拡大) 「不細工な私には彼女ができない」「生涯孤独」。東京・秋葉原の無差別殺人で逮捕された加藤智大容疑者(25)は孤独と劣等感を赤裸々にサイトに記し続けていた。「誰かを愛したい」との独白からはバーチャルの住人というより、現実にも仮想世界にも居場所を見つけられずさまよう姿が浮かぶ。だが、ある瞬間から現実と自分をつなぎ止めていた細い糸を自ら断ち切り、凶行へ暴走し出す。そこには身勝手な自己愛しかなかった。 ≪ニートでもイケメンなら彼女ができますから大丈夫です。不細工な私には絶対にできません≫。加藤容疑者は5月から携帯サイトに「【友達できない】不細工に人権無し【彼女できない】」との題のスレッドを立て、自分のコンプレックスを吐露し続けた。 こ
某全国紙に掲載されるはずだった秋葉原通り魔事件のコメントが、地震で「とび」ましたので、かわりにこちらに掲載します。 **************************************************************** 社会学者の宮台真司・首都文学東京教授(49) は携帯サイトの書き込み内容からこう分析する。 『現実でも一人。ネットでも一人』『みんな俺を避けている』などの書き込みから見ると、加藤容疑者は社会に居場所が見つけられない不満を強く感じている。背景には若者文化の変質があろう。 かつては人づきあいが苦手な若者たちの『もう一つの居場所』が若者文化の中にあり、秋葉原もその象徴だった。今はオタク文化もネット文化もまったり戲れる場所。被害者の一部がそうだったように秋葉原も今は友達と連れ立っていく所だ。友達がいない者には秋葉原でさえ居場所にならない。 他方『県内トップ
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