印刷 阿弥陀堂の改修で、御影堂へ移すため木箱に入れられる本尊=29日午前、京都市下京区、高橋一徳撮影 真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)で29日、本尊の阿弥陀(あみだ)如来像を阿弥陀堂から御影堂(ごえいどう)へ移す「本尊動座式」があった。来年1月から阿弥陀堂の修復が始まるため仮安置する。本尊の移動は1895(明治28)年の阿弥陀堂再建以来、初めてという。 本尊(高さ約1メートル)は鎌倉時代の作とされる。僧侶らは法要の後、本尊を木箱に入れ、約130人が列をなして御影堂までの約200メートルを慎重に運んだ。阿弥陀堂の修復が2015年末に終われば、再び戻すという。 関連リンク〈MY TOWN京都〉スマホで禅寺巡り 禅文化研究所(11/27)金剛峯寺の仏像は「快慶作」 高野山霊宝館が発表(10/22)ガラスつぼのふたに金箔細工、京都・平等院本尊台座から(10/7)東大寺の国宝観音像、修