新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中国では1月から3月までの第1四半期のGDPの伸び率は前の3か月の6%から4%まで大幅に落ち込むという見方も出ています。 それによりますと、春節の連休中の小売りや飲食、それに旅行などの産業の損失が1兆人民元以上、日本円にしておよそ16兆円を超えるとしています。さらに、影響は建設業や金融業など幅広い分野に及ぶとしています。 その結果、3月から4月にかけて終息した場合でも、ことしの第1四半期のGDPの伸び率は、前の3か月の6%より2ポイント低い4%まで大幅に落ち込み、四半期ごとのデータが公表されている1992年以降最も低くなる見込みだとしています。また、年間のGDPの伸び率も去年の6.1%を0.7ポイント下回る5.4%と試算しています。 また、日本の複数のシンクタンクも新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、第1四半期のGDPの伸び率が4%台に落ち込むという
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