立憲民主党の長妻昭政調会長は20日の記者会見で、同党の打越さく良参院議員が山際大志郎経済再生担当相に対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者であるかを尋ねた質疑の是非について「(打越氏が)どういう状況でどう言ったのか分からないが、旧統一教会との関連性を断ち切ると岸田文雄首相が明言している。その範疇(はんちゅう)の中の発言とするのか、そうでないのか。詳細が分からないのでコメントができない」と述べた。 一般論として公の場で信仰を尋ねることの是非については「一般論についても、そこの状況とリンクしてくると思う。今、ただちにはコメントできない」と繰り返した。 打越氏は19日の参院予算委員会で山際氏に対し「秘書に信者がいたことは否定しているが、大臣自身はどうか」と質問。個人の信仰を問いただすのは憲法が定める「信教の自由」を侵害しかねず、自民党などから問題視する声が出ている。 打越さく良氏、国会審