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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (48)

  • 好かれる女子の心情も考えてあげてくださいよ - シロクマの屑籠

    2007-04-11 - 力士の小躍り ある日、職場やクラスメートの女子に惚れていると気づいたとしても、その日から好きになった相手一人にいきなりアプローチして上手くいく筈がないのはid:takisawaさんの仰る通りだと思う。疎遠な仲の女子に対して、ある日を境に掌を返したように態度を変化させるとしたら、さてどうなるだろうか。よしんば女子の側が誰かに好かれたいという期待があったとしても、まずは戸惑ったり不安になっちゃったりするんじゃないかと思う。 好かれる側の不安や疑問 第一に、対象異性との接点が少ない状況下のアプローチは「なんでこの人は私に寄ってきたんだろう?」「この人は私の見た目以外のどこをみてくれているんだろう?」という疑問を女子側に促しやすい。この疑問は、ともすれば「私の見た目以外、この男は何を見て知っているの?」「もしかして私の身体が目当てなんじゃないの?」という不安にすら成長しや

    好かれる女子の心情も考えてあげてくださいよ - シロクマの屑籠
    Paris713
    Paris713 2008/08/22
  • 情報の海に溺れ、「魔女狩りの如き決め付け」を繰り返す僕ら - シロクマの屑籠

    見渡す限りの情報。見渡す限りのテクノロジー。見渡す限りの他人。 想像を絶する数の選択肢と、想像を超えた速度で推移する世の中。 現在の僕たちが住んでいる世界は、あまりにも情報片と選択肢が多い。 だけど、判断する僕らの脳と情動は、古代人と大して変わっていない。 「情報が多いことは良いことだ」などと呑気に笑っていられる人は幸福な人か、とびきり頭が良い人なんだろう。これだけ他人や社会や自分の利益に関係した情報が増加したにも関わらず、未来は不透明で、自分の立場も不明確で、何を選択するのが適切なのかは分からないというのが娑婆の現況ってもんだ。いや、むしろ中途半端な情報片が増えたことによって、僕たちは「一層わからなくなってきている」。情報を収集すれば色々な事が見えてくると思ったら全然そんな風じゃなく、情報を集めてすぐに分かるのはせいぜい部分部分の拡大像ぐらいなもので、手元には不安げな断片ばかりが届けられ

    情報の海に溺れ、「魔女狩りの如き決め付け」を繰り返す僕ら - シロクマの屑籠
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    Paris713 2008/08/22
  • 承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠

    今朝、インターネットを巡回していたら、以下のような言葉に出会った。 「生きていてもいい」 「生きているとうれしい」 「死ぬとかなしい」 そんな言葉をかけてほしくて、かけられても、砂漠にじょうろで水を注ぐように、すぐに渇いてしまう。際限がない。 承認がほしい。 癒しをください。 好きと言って貰いたい。 インターネット上ではどこででも見かける執着である。けれども、水を撒いてもすぐに乾いてしまう土地・保水力の高い土地があるのと同じように、同質の承認や声がけがあっても、すぐに心が乾いてしまう人というのもいれば、いつまでも言葉を内に秘めてしっとりしていられる、心の保水力の高い人もいる。 ここからは喩え話。 世の中には、熱帯雨林気候な土壌の人、温暖湿潤気候な土壌の人、ツンドラな土壌の人、砂漠な土壌な人、などなどが、存在している。水を撒く(=承認や癒しの言葉をかける)のは簡単だが、土壌改造は、一朝一夕に

    承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠
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    Paris713 2008/08/20
  • 「近づくなオーラ」を出しているのは女性?非モテ男性? - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/heartless00/20080804/1217810488 「自分のことを好きだと言ってくれる人のことが好きになる」、というのは僕もすごく納得できる。自分のことを嫌いだという人よりは、自分のことを好いてくれる人のことを好きに思うのは、非モテに限らず、殆ど全ての人間の性質だと思う。 ただし、「相手がどこまで好きになってくれたら満足できるのか」には個人差はかなりあると思う。 一言で「自分のことをどの程度好いてくれる人」とは言っても、好いてくれる度合いは様々で、毎朝挨拶するぐらいの小さな好意から、内面の隅々・ケツの毛一まで肯定してくれるような圧倒的な好意までのグラデーションがある。そして大抵の大人は、幾らかの好意をお互いに持ち合っていれば、まずまず気持ちよく付き合うことが出来る。「駄目な俺も肯定してくれる異性」でなければ好きになれないというのは、

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    Paris713 2008/08/09
  • “他者”からの逃走、としてのキャラクター消費 - シロクマの屑籠

    「現実異性の代用品」を超えはじめた、二次元美少女達 - シロクマの屑籠 現実異性より遙かに理想的な二次元美少女達を消費するのも、三次元の異性を自分好みのキャラクターへと落とし込むのも、自分の願望や理想に合致しないノイズの除去・自分の願望や理想に合致しないものからの拒否、という点では共通している。その為のノウハウが、ほんの少し違うだけの話で。 現実の異性や他者との対峙には、自分の願望や想像力に合致しない違和感・齟齬・摩擦が必然的につきまとう。そこが辛いところであるとともに、面白く奥深いところでもあるわけだが、理想のキャラクターを消費するだけであれば、自分好みの想像や願望に合致しない部分をみつけて傷つくことは無いし、自分の願望とキャラクターとの齟齬に苦しむリスクも無い。現実の異性や他者に接近していけば不可避な、傷付きや失望に遭遇せずに済ませてしまうことが出来る。 では、“他者”からの逃走、とし

    “他者”からの逃走、としてのキャラクター消費 - シロクマの屑籠
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    Paris713 2008/08/04
  • マスメディア越しの不安と“分かりやすさ” - シロクマの屑籠

    秋葉原の事件について、「犯罪心理学の偉い先生」が解説していたのをNHKのニュースで見かけた。 “劇場型犯罪”。 “ヒーロー気分”。 聞き覚えのある単語が並ぶんで、かなり分かりやすい解説だったと思う。容疑者の“動機”の何%かに関しては、あの分かりやすい解説も当たっているんじゃないかな、と思った。 でも当は「犯罪心理学の偉い先生」だって、そんなに分かりやすく解説出来てしまえるものでは無いことぐらいは、承知していると思う。限られたコメント時間内で、大ハズレの無い解説をするように求められる立場。その限られた立場のなかで“専門家の意見”を求められ、実際に紡ぎ出せる言葉というのはおそらく少ない。来ならもっと時間をかけて接近すべきsubjectに対しても、あの先生がたは即時即答の、分かりやすいコメントを要求される。そこら辺のもどかしさを内心感じながらも、最適のコメント・最適な解説を心がけていらっしゃ

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    Paris713 2008/07/10
  • はじめてのおるすばん「騒動」を回想する - シロクマの屑籠

    先ほど、オタクコンテンツの処女性について書いていたら、色々なコメントがついていた。そのなかに、「はじめてのおるすばん ゲーム開始前に主人公の毒牙にかかりヒロイン非処女ですよ?」という指摘があって、『はじめてのおるすばん』が発売された頃の騒動を思い出した。せっかくなので、当時を回想して書き残しておこうと思う。 『はじめてのおるすばん』は、2001年にZEROから発売された、幼女エロゲー中興の祖とも言うべき、物議をかもしたゲームである。例えば登場キャラクター・しおりちゃんのスリーサイズは、 【サイズ】 身長:ひくい(133cm) 体重:かるい(29kg) B:ぺったんこ(63cm) W:ほそい(51.8cm) H:うすい(68cm) http://zero.product.co.jp/products/rusuban/ となっている。これまでの幼女キャラクターとは一線を画した徹底した造りは、発

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    Paris713 2008/07/10
  • kanoseさんと楽しくメタ-優越感ゲーム - シロクマの屑籠

    『秒速5センチメートル』で泣いた!と言ってキモがられるライフハック - ARTIFACT@ハテナ系 男性が、『秒速5センチメートル』で泣いた!と公言した場合、『秒速5センチメートル』を知っている人、特に女性から「うわー、あんな男のナルシズムアニメで泣くなんてキモい!」と言われるリスクが高そう! ムキー!キモくて悪かったな!…ということで、以下に、脳内でエミュレートしてみたkanoseさんとの脳内問答ログでも垂れ流してみる。 シロクマ「…ですから、『秒速5センチメートル』を視るときなんかは、素直にかぶりついて、えらく感動したんですよ」 kanose「『秒速5センチメートル』で泣いた!と言ってキモがられるライフハック!」 シロクマ「いやぁ、でもとにかく感動出来るって楽しいじゃないですか。それをキモいと言って棄却するのは、オタク特有の、優越感ゲームじゃないんですか?自分の気持ちと、他人のまなざし

    kanoseさんと楽しくメタ-優越感ゲーム - シロクマの屑籠
    Paris713
    Paris713 2008/04/21
  • つまんないのは「現実」?「夢・理想」?それとも「僕」? - シロクマの屑籠

    「現実はつまんないよね!」「みんなもそう思うだろ?現実なんて、つまんねえよね!」 体調を崩して暫く寝込んでいた。熱にうなされたなか、とあるネットラジオで誰かが叫んでいた、「現実はつまんないよね!」という台詞が頭から離れず、とりとめの無いことを繰り返し考えていた。 現実は、つまらない、という。現実じゃないモノのほうが面白くて、ドキドキできるということなんだろうか。現実よりも面白いモノがあるとしたら----例えばそれは、アニメや映画のようなフィクションかもしれないし、直には会うことの無い人との、インターネット上のコミュニケーションのことかもしれない。逆に考えると、ネットラジオでつまらないと言い放たれていたところの「現実」というのは、一体どこにあるんだろうか?「現実」と言って僕が連想したのは、例えば厳しい雇用情勢とか、いっこうに増額しない預金通帳とか、ややこしい恋愛市場とか、その辺りの諸々だった

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    Paris713 2008/04/21
  • ポストモダン的状況下でライバル達に差をつける記号は何? - シロクマの屑籠

    音楽は、楽しむためのものであると同時に、他人に対して自分自身の価値を表明する記号としても機能し得る。以下のテキストは、それを再確認させてくれるものだった。 http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/2_0/2006/03/post_4658.html しかしなぁ。こういう「センス競争」として消費する音楽っていうのは、完全に「ファッション」であり、「モテ志向」だよなぁ。自分が楽しむことよりも、「他者からどう見られるか」を重視しているという意味で。 うん、Masaoさんの言うとおりだと思う。音楽もまた、他の文化的な営み同様、ファッションとしての記号性を帯びてしまう事を避けられない。コミュニケーションに際して、相手の価値観・文化傾向からみて好ましい音楽を提示出来るならば、より好ましい評価を獲得できるかもしれない。逆に、彼らが文化的に全く認めない音楽を提示すること

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    Paris713 2008/04/18
  • 「どんだけ一人なのか」「こんだけ一人なんです」 - シロクマの屑籠

    拝啓、id:kameda007さま 以前から、kameda007さんのブックマークコメントは興味深く拝見していました。うちのブログにも、沢山の滋味深いコメント、ありがとうございます。そのなかで、以前から気になって仕方がないブクマコメントが一つありまして、いつかゆっくり再検討したいと思っていました。 前々から不思議だった。まずもって一日中ネットでの繋がりから離れられないような感覚は、正常であるのか。次に、常に誰かと繋がっている感覚がないと安定しないのではないかとか。逆にどんだけ一人なのかと思うよ。 http://b.hatena.ne.jp/kameda007/20080318#bookmark-7911398 この文章を寄せてくださったkameda007さんは、おそらく私よりも幾らか年上の、ある程度精神的にも安定している誰かなのだろう、とお見受けしています。まず安定したメンタリティを持った

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    Paris713 2008/04/14
  • 読解・対話を通して見えてくる、相手のコミュニケーション可能性(駄目だこりゃ、というのも含めて) - シロクマの屑籠

    どうすればブクマコメントを気にしないでいられるか - novtan別館 id:NOV1975さんが、含蓄深い文章を書いていました。自分自身の脆さや弱さ・相手の凄さや醜さが、一方向的な受信だけでなく、双方向的なやりとりを通して浮き彫りになってくるというのは全くその通りと思いました。相手の発言や文章の一つ一つを吟味したり、双方向的なやりとりを通して、私達はお互いの対話可能性・コミュニケーション可能性も*1吟味しあっているように思います。それも、絶え間なく。 ただ、ともすれば、人は対話やコミュニケーションというものを誤解しがちです。対話というと、「お互いの距離を近づける」「理解しあう」「相手の良い部分に気づく」などとばかり連想する人もありますが、実際のコミュニケーションは、その正反対の効果をも含んでいます。コミュニケーションを万能お姉さんの如く空想している人をみると、僕は無残だなぁと思うほうです

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    Paris713 2008/04/12
  • 「決断主義」は流行の最先端ではなく、ただ当たり前のことでしかない。

    http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/2_0/2007/06/5_c5bd.html 善良な市民さん(以下、宇野さんと表記)がSFマガジン上で書いた「決断主義」に関して、Masaoさんが「時代遅れだ」「現実は軽くなってるじゃん」と反論しているのが上記リンク先の記事だ。しかしMasaoさんの感覚のほうがむしろ時代遅れというか、時代に逆行していると思う。娑婆はますます流動性と多様性とグローバリゼーションをきわめていて、容赦なきパワーゲームが先鋭化しつつある状況に若い世代は対応を済ませている、と宇野さんは言いたいんじゃないだろうか。そして「現実を軽くする」ことで娑婆に対応出来たと思いこむ感性に対して、「そんなんでサバイブできるの?」と疑問を投げかけているのではなかろうか。 流動性・多様性をきわめた現実をサバイブするには、分からないものは分からないと留保しつつ

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    Paris713 2008/03/23
  • 若年世代オタの、「物分りの良い」体裁について考えてみる - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/i04/20071205/p1 1970年代後半生に属する私にとって、リンク先のid:i04さんの文章からは懐かしさを感じずにはいられなかった。私が思春期を過ごしたのは田舎田舎オタクコミュニティだったので、文化圏間・文化圏内の“センス競争”や優越感ゲームを部分的にしか直視していないけれど、それでもなおオタクコミュニティの内側に『俺ら判ってるよな』という雰囲気が充満しているのはよく分かったし、それは何もオタクコミュニティに限ったことではなかったと思う。 じゃあ今の20代前半世代がそういった自意識の束縛から逃れたかというと、当にそうなんだろうか、とも感じた。私はそうじゃないと思う。彼らとて、当は歳相応に中2病だったり、自意識や劣等感と戦っているのではないか、と私は思う。ただし、若年世代のオタ・サブカル者が一見「ものわかりの良い」「優越感ゲーム

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    Paris713 2008/03/23
  • すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠

    なぜ大学で即戦力は育たないか - 雑種路線でいこう 即戦力、即戦力…。 すぐに結果を出せる、すぐに戦力になる人材を求めている企業。大学で学んだ人はすぐに使い物になるべきだ、というのは「人を育てる」「人を抱える」という視点からみれば短絡的にみえる。そんな事では、失敗に対して臆病で、即戦力かもしれないけれども可能性が頭打ちにされた人材が育つことになってしまいそうだ。尤も、「指揮官クラスはヘッドハンティングしてくれば良い」と企業が考えているとすれば、金の卵を苦労して育てるインセンティブなど存在しないかもしれないけれど。育てるより引き抜くほうがローコストだとすれば、育てることなどそっちのけになるかもしれないが。 以下、エントリの論旨とは大分ずれた話になるけど、即戦力や即業績というのって、必ずしも企業側だけのメンタリティじゃないような気がする。学生の側だって案外そうなんじゃないのか?すぐに戦力になり

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    Paris713 2008/03/23
  • 口を酸っぱくして○○を悪く言う奴の大半が、実は○○に免疫を持っていなかったりする - シロクマの屑籠

    「女の口を札束で塞げ!そうすれば、自然と下の口は開く。」 リンク先の文章を読んでいてなぜか思い出したのは、「口を酸っぱくして女を悪く言う奴の大半が、実は女に免疫を持っていなかったりする」ということだった。 口を酸っぱくして女のことを悪く言う男達が、対異性免疫が極度に不足している人達であった類例は沢山見知っているが、逆に対異性免疫が異様に発達していたという類例は数が少ない。 この、「口を酸っぱくして女を悪く言う奴の大半が、実は女に免疫を持っていなかったりする」という文章はテンプレ化することが出来て、色々と面白い。 口を酸っぱくして○○を悪く言う奴の大半が、実は○○に免疫を持っていなかったりする ○○にお似合いの言葉はたくさんある。女、金、権力、DQN、西洋、モテ...どの言葉も、なかなかしっくり来る。たとえ批判的な言及であっても、特定の対象に過剰に言及するというのは、そこに相応の執着が含まれ

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    Paris713 2008/03/20
  • twitterは、スルーされていても擬似承認が得られる凄いツールである----誤配と承認 - シロクマの屑籠

    http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50497166.html http://wp.fujikake.net/archives/205 上記リンク先で挙げられている放電コミュニケーション、に関する指摘は妥当なものだと思う。自分が傷つくリスクや最小化しつつも、承認体験はゲットしておきたい人が、少なくとも日のインターネット界隈には沢山存在していると思う。そして勿論、twitterというコミュニケーションツールもまた、これまでのインターネットコミュニケーションツールと同様、そういったローリスクな承認欲求の備給の場として多くの人に愛用されつつあるようにみえる。 しかし、このtwitterには、blogやmixiなどといった従来の多くのコミュニケーションツールと比較して特別に優れた点があると思う。というのも、blogやmixiとは異なり、twitter

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    Paris713 2008/03/20
  • キモオタの虚像が流通する背景に関して----粗悪なリアリティに抗する事の現代的困難さ - シロクマの屑籠

    「アッコにおまかせ」の初音ミク特集があまりにもひどくて大騒ぎに - GIGAZINE 10月14日TBS「アッコにおまかせ!」で初音ミク紹介 : 【2ch】ニュー速クオリティ 陳腐なオタクのステロタイプをばらまいたTBS、受け取った視聴者 TBSの「アッコにおまかせ」における初音ミクの恣意的な放送内容をみて、ふざけんなと思った人は、当に沢山いるんじゃないかと思う。あの番組で提示されたステロタイプは、マスメディアで引用される勘違いオタク虚像の典型的なものであり、台詞もネタも人物も、全ては「オタク文化圏にいない人からみてわかりやすいオタク像」を強調する為に選ばれたものでしかなかったわけだ。あの放送において重要視されていたのは、初音ミクブームでもなければ、オタクの実像についてでもなく、ましてやDTM愛好家の創意工夫についてでもない。ひとえに「オタク文化圏の外側の、オタクという単語にネガティブイ

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  • 承認欲求って、そんなに悪者なのかなぁ?? - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071213/1197521756 何やら、立派にみえることを勧めている人を発見しました。曰く、「世界にただ在るものとして在る強さを持て」とのことです。他人からの評価に右往左往することなく、『エヴァンゲリオン』のシンジやアスカのように他者からの評価に汲々とすることなく、独り屹立する自分自身、なるものを推奨しておられるようです。「心からしたいことをしなさい。誰にとって価値がなくとも、誰に承認されずとも、あなたは別に好き勝手に存在していいのである。人は質的に、無限に自由なのだから。」。そのうえで自己承認欲求を後ろ向きなもの、とid:y_arimさんは述べてます。もし個人が、ロードス島の巨神像や足摺岬の灯台のように揺るがなく立つことが出来るとしたら、それはそれで美しいことだとは思います。 しかし、そんなことって娑婆世界を生きる私達

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    Paris713 2008/03/19
  • エグゼクティブな承認欲求じゃなきゃ駄目というのはヤバい - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071213/1197521756 上記リンク先を読んでいてもう一つ思ったことがあったので、もう少し。 リンク先の文章でy_arimさんは、「カジュアルな承認欲求」というレトリックを用いていますが、これってもしかして、「カジュアルな承認欲求など要らぬ」「しかし、エグゼクティブな承認欲求ならば歓迎じゃ」という意味でしょうか?もしそうだとしたら、これはちょっと贅沢過ぎる承認欲求だなぁと私は思ってしまいますし、随分と面倒な承認欲求をお持ちだなぁということになります。 「高尚なことで褒めてもらえないと承認欲求が満足できない」とか、「吉野家の牛丼のような承認では朕の心は満たされない」とか「周りに優越感ゲームを仕掛けながらでないと褒められた気がしない」というのであれば、なかなか心の器を満たすことが難しそうな、面倒な承認欲求だと思いませんか。

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    Paris713
    Paris713 2008/03/19