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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (25)

  • プロレスと政治性 - 深町秋生の序二段日記

    http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060407#p2(見えない道場舗さん。「奉納プロレス」・・・森達也氏への答えになるか?) いやあ、すばらしい。実にありがたいレポート。とにかくすばらしいのはゼロワンマックスの奉納プロレスである。今日はプロレスと政治ついて。 靖国というホットスポットだけに、どうしてもこの興行には異論反論がつきまとうのだが、毎度毎度中国人ファイターを起用するところなどは素直に驚かされる。桜舞い散る靖国神社で酔拳やジークンドーが披露されるというのは、政治思想はどうあれ、かなり斬新なのは間違いない。 いつのまにか日のプロレスからは、こうした社会の空気や政治性というものが消えていってしまった。もともと成り立ち自体は、右翼のプロパガンダだったというのに。ヤクザの土建屋をスポンサーに据え、プロレス団体を興した元相撲取りの力道山は、悪いガイジンを空手チ

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    [rakuten:book:11216350:detail] [rakuten:book:11991194:detail] 最近のブログ界隈では、景気の悪い雑誌業界についての話題で盛り上がっている。 で、またも世間を茶化しているんだか、ある意味質をついていたのが速水さんのブログだ。 http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20070228/pub(日の雑誌は売れない方が儲かる) もともと、こうした名エントリhttp://mirror-ball.net/2005/10/pride/(巧妙化するペイド・パブの手法とPRIDEの瀧誠)を書くだけあって説得力がある。確かに最近の雑誌では、広告をどっさり読まされたあげくに、広告を装った記事を読まされ、また広告を読まされるという、その繰り返しを強要されている気がしないでもない。特にオヤジ系週刊誌はかなりすごい。まあファッショ

  • 深町秋生の序二段日記

    誰もがうすうす感じていることだと思うが、今は再びバブル時代だ。 と、断言できるほど経済に明るくはないし、世の財界人達は「バブルじゃないから!」と佐山聡みたいに強く否定する(ええ、バブルですとも、と答えるはずもないのだが)し、ミニ級バブルで終わるのではないかという意見をどの経済誌でも目にする。 とはいえ社会の空気自体はなんとも言えないバブルの匂いを放っている。なぜ最近私がバブル期にこだわるかといえば、今とあの頃の空気がそっくりだからだ。80年代にキャッシングで儲けた丸井が、最近になって従業員確保のために休日を増やすなんて話があったが、ずいぶんいかにもな感じがした。今は勝ち組負け組に分かれた格差社会と呼ばれているが、バブル期といえばマル金マルビ(貧乏のビ)と呼んで格差を表現していた。またそうしたマル金企業が従業員のために週休2日制を導入し、社員向けの保養所なんかをリゾートブームに乗って建設した

    深町秋生の序二段日記
  • 深町秋生の序二段日記

    当時国際プロレスの吉原功代表は、TBS側に実権を握られてカヤの外に立たされ、TBSのある人は、「草津を三分で大スターにして見せる」と大見得を切ったそうだ。そういう感覚でプロレスを見たこと自体がそもそも大間違いだった。今でもこの種の人がたまにいるが、プロレスはそんな甘いもんじゃない。 ジャイアント馬場「ジャイアント馬場 王道十六文」 「社長! 力道山が生涯の大目標とした鉄人ルー・テーズが、我がTBSテレビのプロレス経営のために全面協力してくれました。一夜にして大スター誕生というシンデレラ物語は昔の話です。大TBSの力をもってすれば、スターは分単位、秒単位でつくってみせますよ!(中略)力道山亡きあと四年間不在だった真の英雄を我がTBSがつくるんです!」 流智美「裁きのバックドロップ」 亀田というとなんだかすっかり消費しつくされて、出がらしのお茶の葉みたいになってしまった感があるが、なんだかんだ

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    「都会人が田舎にやってきたら、土人のような野蛮な連中にひどい目に遭わされる」 という物語が大好きで大好きで、もうそこいらの世のお婆ちゃんたちが「水戸黄門の懲らしめ&印籠バーン」という定番にゾッコンなのと同じで、ぼくも「バカな都会野郎&チェーンソーでギャーン!」というのが大好きなわけです。 アメリカという国は文化そのものが、当に二つに分断されているようなところがあって、学歴収入文化生活そのもの全てが同じ国民であるにもかかわらず、大きな隔たりがあり、一方では知性豊かで洗練されたインテリがいるかと思えば、もう一方では、科学も進歩的な思想もみんなジーザスを冒涜するだけの害悪と固く信じて、せっせと中絶医者や黒人をぶっ殺すことにせいをだす原理主義者たちがいるわけです。 そんな土壌のせいか、アメリカ映画小説ではこの手の「超先進国であるはずのアメリカに、なぜか土人みたいな連中が!!」というモンドっぽい

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