緊急事態宣言の解除で、多くの保育所で子どもの受け入れが再開されていますが、保育の現場ではいわゆる「3つの密」が避けられず、感染リスクがあることがストレスになっている実態が、保育士の団体などを対象にしたアンケート調査でわかりました。 全国社会福祉協議会は、新型コロナウイルスによる保育の現場への影響を調べるために、先月下旬、各都道府県の保育士や認可保育所の団体の代表らおよそ300人を対象にアンケート調査を行い、221人から回答がありました。 それによりますと、現場でストレスの要因になっているものを3つ聞いたところ、「『3つの密』が避けられず、子どもや保育者に感染リスクがあること」が90%で最も多く、次いでマスクや消毒液などの不足で十分な感染予防ができないこと65%、安全な保育の方法がわからないことが43%などとなりました。 協議会によりますと、緊急事態宣言の解除で休園などしていた多くの保育所で