研究室で新たに研究活動を始める学生への導入教育用スライドを数年使用しているものをアップロード。2014年度版。pptxだとpreviewでレイアウトがみだれるのでpdf版に差し替えました。Read less
1.深呼吸をひとつ。 2.「そうですね」ととりあえず言う。「そうですね」というのは、YesでもNoでもない。自分を、とりあえず相手の意見を受け止めた態度、のように見せることができる。相手がどうとでもとれる、そして、自分の結論を保留にできる便利な言葉。 3.相手に、解決の糸口、もしくは代替案を出せるか聞き返してみる一緒に考えてくれる、悩んでくれる*1、解決の糸口や代替案がかえってくる場合は、信頼できる人。まともな答えがかえってこない場合は、ただたんに批判するのが目的であって、問題解決をする気がない人がものを言っている可能性がある。とりあえず話だけは聞いておいて、それが正しいかどうか、有用であるかの判断は保留にする。ノートのよーな外部記憶に書いてしまって、頭脳からはとりあえず捨てるのも手。 4.「参考になるわ、ありがとう」と言う批判をしてきた相手に、あえてお礼を言って、相手の攻撃的な姿勢のエネ
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連休中リフレッシュしたので、久しぶりに研究室の仕事。 3年前書いたコード、一致するはずの数字が一致しないということでハラハラするが、なんとか最後には一致。思えば昔からバグを潰すのは好きだった。革新的なことをするより「カイゼン」が好き、というか。 「35歳までに読むキャリアの教科書」を読む。 35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書) 作者: 渡邉正裕出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/10/07メディア: 新書購入: 6人 クリック: 114回この商品を含むブログ (37件) を見る内容自体あまり共感も同意もできない感じだが、登場する人登場する人何回か転職する割に、ジョブホッパー(すぐに転職を繰り返しひとつのところに留まることができない人)にならないためにどうすればいいか、というところは参考になる。 あと、内発的な動機で仕事すると
なんだこれ? そしてここからが本題なんだが、しなきゃならないことが分かってるのにそれに取り掛かることができない。具体的には、ペンが持てない。風呂場まで行けない。なにを食えばよいのか分からない。もちろん物理的に手が上がらなかったり、足が動かない訳では無くて。こうして書いてみると今の自分はひきこもりなのか? そもそも自分はこの状態をどうしたいんだろう。書いて余計に分からなくなってしまった。 本当に何で実験のデータまとめたレポート書くことぐらいできないんだろう。ちょっと前まではできていたのに。 過去のエントリーのどれかがお役にたてれば幸い。 締切や初体験の事柄を迎える緊張により一時的に思考力がおちているとき 締切前に「ヴァァァーーーー」となってしまったとき 得体のしれない「がんばらなきゃ、オレ」に悩まされているとき 努力しなければならないのに方法が分からない ストレスを明確化して軽減するとき 明
研究テーマの話です。正直、いまのテーマは好きじゃないです。どうでも、いや仕事上はどうでもよくないですが、嫌いどころか、そもそも、興味なかったです。まだ「嫌い」っていうのは、好きの反対で、ネガティブな関心があって、ネガティブなエネルギーが、相手に沸いて、難癖付けたくなるぶん、「興味が無い」よりマシです。好きでもない、嫌いですらない、興味がそもそも無い。そういう相手は、ちゃっちゃと成果を出して仕事を終わらせようとします(私の場合)。なので、かえって要点だけをおさえつつ、感情移入もなく、ばっさばっさと論理を積んで仕事をするので、案外高速に成果が出ます。会社的には短期間に、ある程度の成果がでちゃうので、こんなにありがたいことはないのですが(本人は単に仕事だと思っている)。最近気づいたのは、生半可に研究テーマに愛情があると命題のリストラができない、妙に限界はこんなもんだ、もしくはもっとできるはず、と
まとめ 良い進捗報告とは、自分が行っている作業やプロジェクトを順調に進めるのに役立つ手助けが得られやすい報告である 教員にとって良い進捗報告 学生が行っている作業やプロジェクトが自分の研究のプロジェクトの一部であったり、研究室で取り組んでいるプロジェクトの場合とそうでない場合では教員にとって作業の進捗の意味がある程度変わる。前者の場合は、自分のプロジェクトの一環なので、作業やプロジェクトの進捗がそのまま自分のプロジェクトの進捗に反映されるので、より真剣に、場合によっては過剰に干渉して進捗状況を制御しようとする可能性がある。後者の場合は、学生が順調に卒業/修了できるかどうかが興味の焦点になるので、学生が援助を求めてきたならば援助しようという程度の干渉の可能性がある。ここいらへんは指導教員の性格による。 どちらの場合にしても、教員が知りたいのは「どこまで進んでいるか」と「援助は求められていない
研究でも、起業でも、社内での新しいプロジェクトでも、新規サービスでも、 何か新しいことを始めようとすると、外野から何かとケチがついたりする。 例えば、私が例の修士論文を書き始めた頃は、MITの先生とかは面白いと肩押ししてくれたのだが、 中には「それ、何が新しいの?そんなの10年前から言われてるよ。やる意味あるの?」と言ってくる学生もいた。 ボストンのような学術の街でもこうなんだな、というのは少し驚きだった。 私が書いたのは、コンサルファームにいるとかで、業界全体を色んな角度から良く見ているひとなら、 一度は考えたことがあるかもしれない、良く見られる業界の現象だった。 しかし、現状ではその現象に名前も付いてないし、メカニズムもちゃんと解明されてないので、ちゃんと研究する意味があると私は思ったわけだ。 で、取り組んだ結果、その分野の最先端にいる何人かの先生に、これは面白いから、修論で終わらせず
今日の一枚:春の芽生え。 http://twitter.com/pollyanna_y/status/9596382672 学位を取って変化が起きた。 趣味が色褪せたのだ。何故か全くやる気がしない。好きなことのはずなのに。 本(小説)も雑誌も手に取らない。何故だ,月に10冊は軽く読んでたのに。 代わりに妙に仕事がしたい。論文書きたいし読みたいし,学会で発表もしたい。開発もがんがん,普及も大事。もともとワーカホリックぎみではあったのだけれど,ちょっとこれは今までにない兆候で,自分でも驚いている。 あえてバンクーバーオリンピックに熱中してみたりするけれど,どこか冷めている自分も感じる。 わーどうしちゃったんだいったい,とびびっていたが,冒頭のつぶやきを見て少し落ち着いた。 うん,今は多分重要な時期なのだろう。それなら,もう好きなだけがしがし仕事すればよし。そのうち「仕事したい熱」が引いてしまう
ノーベル賞受賞者も実践! 究極の時間術「棚上げ・不完全法」 プレジデント3月 2日(火) 10時15分配信 / 経済 - 経済総合 ■発表が1日でも後になれば評価はゼロに 英文や難しい古典を読む際に、辞書を引きながら、一語一語丁寧に訳していくと、いつしか根気が続かなくなり、全体で何をいっているか、さっぱりわからないまま時間切れになってしまう。「文系人間」と呼ばれる多くは、このような完璧主義の落とし穴に陥っているのではないだろうか。 たとえば、文中の「PHILOSOPHY」という単語の意味がわからなかったとしても、前後の文脈や、全体の内容を把握することを優先して、その単語についてはとりあえず飛ばして読む。すると、「PHILOSOPHY」のだいたいの意味がわかってきたり、わからないまでもその意味を知る必要がなくなることが多い。 これが私の提案する「棚上げ法」である。時間と手間を大幅に省く
1月中旬からクラレHPにて配信されている、「当社の新事業開発について」を視聴しました。高シェアの製品群を有する優良企業が、研究開発をどのような方針で進めているのか、企業文化からどう推進しているかを興味深く見れました。クラレはリーマンショック以降の大幅な中期計画変更により、アクア・太陽光発電・エネルギー・メディカルなどに重点的に種を蒔いており、化学の技術が大きな役割を担える分野に集中しているといえます。 さて、この配信の戦略に関する中で、「企業の研究開発はほかの人が想像する以上につらい」という発言がありました。研究開発が事業になるまでの歩みは、魔の川を渡り、死の谷を歩み、ダーウィンの海を生き抜き対岸に渡ると呼称されます。 筆者も企業での研究開発経験は短いですが、その中で経験した死の谷を超えられずに製品が出せなかった事例を紹介したいと思います。 研究所からは新しいコンセプトの製品や新規な化合物
1940年、アメリカ最大の広告代理店・トンプソン社の常任最高顧問ジェームス・W・ヤングによって書かれた「アイデアの作り方」が、めちゃくちゃ洗練されていたので紹介します。この本の主文のページ数は、たったの62ページで、さらに、非常に大きな字で書かれています。これだけ短いページで、しかも現代にも十分すぎるほど通用する内容が書かれており、はっきりいって驚きでした。 アイデアのつくり方posted with ヨメレバジェームス W.ヤング 阪急コミュニケーションズ 1988-04-08 Amazon楽天ブックス7netブックオフ 基本的スタンス 良いアイデアと言うものは、一見、偶然の産物、一握りの才能ある者だけが作り出せる物のように見えます。しかし、もし、アイデアの形成される過程が、一定の明確な心理的なプロセスであるなら、アイデアを生みだす技術を習得し効果的に使いこなせるのではないか?これが本書の
9月から連れ合いがカリフォルニア工科大学(California Institute of Technology: Caltech:写真)で研究員をするので、引越し準備を手伝い、彼の新しい上司に挨拶した。 新ボスはメカニズムデザインで世界一有名な研究者。大物なのに威張ったところがひとつもない。「あなたの研究補助にどのくらいの時間を割いたら良いか(自分の研究にどのくらい使って良いか)」と尋ねると「『あれをしろ』と押し付けたくない。君はどうしたい?」という返事。「人は君が何時間費やしたか全く気にしない。input(研究に何時間費やしたか)でなくoutput(良い論文を書くこと)を見るものだ」という言葉に、研究職は究極の成果主義であるとをあらためて実感する。 良いメンターは業種を問わず同じ要素を持つ。この教授と私が出会った良い上司には共通点があった。励まし上手で正論を言ってくれるのだ。キャリア相談
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