リスク理論入門―どれだけ安全なら充分なのか 作者: 瀬尾佳美出版社/メーカー: 中央経済社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (4件) を見る いろいろと素晴らしい本だと思うのですが、わたくしにとってなにが一番素晴らしかったかと言えば、この本を読んで、ようやくリスクコミュニケーションの何たるかがわかったということです。 栄養学の周辺には食品安全なんてのがありますので、リスクコミュニケーションという言葉は、始めて接した言葉ではありません。食品についてのリスクをコントロールするプロセスにはリスクアセスメント、リスクマネジメント、リスクコミュニケーションがあって、この3つをあわせてリスクアナリシスと言います、特に昨今、リスクコミュニケーションの重要性が高まっています、なんて文章くらい、読んだことがありました。 食品の安全性に関する