西アフリカ・リベリアのブラウン情報相は19日、エボラ出血熱に感染し、米製薬会社が開発中の治療薬「ZMapp」を投与されたリベリア人医師ら3人に「目覚ましい回復の兆候」があると明らかにした。ロイター通信が伝えた。 世界保健機関(WHO)が12日、感染者に未承認の治療薬の投与を条件付きで容認した後、投与された患者が回復の兆候を示したのは初めて。 ただ、製薬会社はすでに在庫は尽きたとし、一定量を製造できるのは年末になるとの見方も出ている。ZMappは米国人2人にも投与され、症状が回復したとされる。 WHOは19日、エボラ出血熱の死者が、16日までに感染の疑い例も含めて計1229人に達したと発表した。死者の増加傾向は依然続いている。(共同)
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