昨夜、帰宅すると、出版社「高文研」の編集者真鍋氏から、宮城晴美著の新装版『母の遺したもの』が届いていた。真鍋氏には面識はないが、僕が、このブログで、「沖縄集団自決裁判」批判として書き続けている「曽野綾子批判」を読み、僕に興味を持ってくれたらしいのだ。『母の遺したもの』は、近日中に書店の店頭にも並ぶことになるだろうから、興味のある人は、新聞や論壇誌等に氾濫している断片的なガセネタ情報を寄せ集めた「フィクション」を妄信するのではなく、是非とも、この本を手にとって自分の目で読み、自分の頭で考え、そして事の真相とは何かを判断してもらいたい。というわけで、今、いちばん読みたいと思っていた本が手に入ったので、これからこの『母の遺したもの』を読み進めながら、「沖縄集団自決裁判」について考えていくことにしたい。この本『母の残したもの』は、実は、今回の「沖縄集団自決裁判」において、「軍命令はなかった……」論