株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
皆さん、こんにちは。プロとしてファシリテーターをしているナレッジサインの吉岡英幸と申します。今回から、6回にかけて、ファシリテーションの極意をお教えする連載を書かせていただきます。 ファシリテーションとは、簡単に言えば「議論をうまく進める術」です。職場のリーダーとして会議を主催して、議論をまとめていく。プロジェクトで利害の異なる関係者と合意を図っていく。あるいは営業現場でお客様の要望を聞きながら、最適な提案をする。コミュニケーションが鍵となるいろいろなビジネスのシーンで、ファシリテーションは活用できます。 ただ、ファシリテーションは簡単に身につくものではありません。当社もファシリテーション研修を実施していますが、確実にファシリテーションを身につけていただくために、じっくり3カ月間ぐらいかけています。 今回の連載では、すぐにでも使えるファシリテーションの活用法を6つのポイントに分けてお
部下をお持ちの管理職の皆様方は自部門の適正人員は何人だと認識しておられますか? 多分、現状の人員数が適当か、あるいは若干少ないと認識されておられる管理職の方が多いのではないでしょうか? しかし、それは大きな間違いです。 以前、私がBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)を実施した際に、多くの管理者に対して「貴方の部門の人員数は過剰ですか? 不足ですか? それとも適正ですか?」と尋ねてみました。結果は予想通り「不足気味です」という回答が一番多かったのですが、私は質問の度に各管理者に対して「会社が2年連続赤字にもかかわらず、人員が不足しているという状況は、この会社の存続意義が無いということですよ」と正すと、全員が沈黙してしまったことを思い出します。 この管理者たちが「人員が不足気味だ」と認識する原因はどこにあるのでしょうか? それは、彼らの部下たちが「忙しい」と言っていることが大きな原
第2回から前回(第6回)まで、「社長の話をわかりやすくする」ために、発信側である社長が解決すべき5つの問題について、ご説明してきました。本日のテーマは、発信側ではなく受信側の『幹部や社員が知るべき、社長の3つの側面』。3回にわたってお話ししていきます。 「社長の話をわかりやすくする」ために、発信側である社長が変わることは必要条件ですが、受信側である幹部や社員のみなさんが、この『社長の3つの側面』を知り、スキルを身につけることで、もっと「社長の話をわかりやすくする」ことができます。 それは会社のためではありません。一人ひとりの仕事のステージを充実させること、また、どこで働くうえでも生かせる“経営的視点”を身につけることにつながるのです。 社長の話がわかりにくい原因はお互いにあるのですが、話の中身や表現などを除いたところで、決定的な原因となっていることがあります。それが、社長と、それ以外のすべ
案の定、ナイチンゲールが大人気のようなので、看護覚え書―看護であること・看護でないこと」(現代社; 改訂第6版版)から、とくに私が感銘を受けた部分を紹介しよう。看護の本であるからして、看護婦の行動の例がたくさん提示されるのであるが、その多くがダメな例である。たとえば、観察不足から虚偽の報告がなされる例として、 「この患者さんにはお通じは何回ありましたか?看護婦さん」「一回です、先生」。こういうばあいたいていは、実際には便器は七回も八回も使われていたが、ただそれを看護婦が空にしたのが一回だけであった、という意味なのである。(P179) ペットが患者の癒しになるという文脈で、 ある病人が、自分が看護婦から受けた看護と、犬から受けた看護とについて語ったことがあるが、彼は犬による看護のほうがずっと良かったと言った。「何よりも犬は喋(しゃべ)りませんからね。」(P174) 使命感を持っていない看護婦
社長や役員が企業の中で大きな権限や影響力を持っていることは誰でもご存じだと思いますが、その経営陣ですら恐れる巨大な権力者がいるのをご存じでしょうか? それは“従業員の総意”です。 経営者といえども、従業員総スカンという状況を好む方はまずいないのではないでしょうか? プロジェクトを進めようとする場合も、この“従業員の総意”という社内民主主義と真っ向から戦わなければならない時があります。 日本の企業は特に戦後、TQC(全社的品質管理)活動によって企業競争力や品質の向上・原価の低減という非常に重要なテーマに取り組んできました。日本人の勤勉さと企業への帰属意識の高さ、さらに平均的教育レベルの高さによって、日本は世界で最もTQCに成功した国になったといっても過言ではないでしょう。 その半面、問題解決手法がボトムアップ手法になってしまい、この文化が逆に問題解決を遅らせたり、経営陣に間違った判断を下させ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます プレゼンテーションを行う人であれば誰でも、聴衆に興味を持って熱心に、注意深く聴いてもらいたいと思っているはずである。そして、あなたのメッセージを最も効果的に聴衆に伝えたいと思っていても、そもそも彼らが聴いてくれていなければ無理な話なのである。プレゼンテーションを行っている間、聴衆の注意を引き付けておくための方法は数多くあるが、まず手始めとして、聴衆をあなたのメッセージに積極的にかかわらせるようにするのが一番だろう。本記事では、聴衆をあなたのプレゼンテーションやメッセージに引き込むためのティップスを12個紹介する。 以下の内容は、Kevin Eikenberry氏の執筆した記事「Twelve ways to engage your lea
僕自身がEメールを使うようになって、15年ちょっとだと思うんですよね、たしか。僕が最初に使ったプロバイダーはリクルート。だから、当時のメールアドレスは@r.recruit.co.jpだったように記憶しています。一番手頃だったんですよね、当時は。 ただ、その頃は毎日メールを書くなんてことはなかったですし、仕事に至ってはもっと書くことはなかったです。毎日メールを書くようになったのって、たぶん98年?99年?くらいだったかな、と記憶しています、おぼろげですけど。 というところで、最近メールの文章に対する懸念の声を聴くことが増えています。 「確認中です」 こんな言葉を聞くようになったのは、メールが普及してからではないでしょうか。それまでは「確認します」か、「確認しました」のいずれかだったように思います。 メールを出すことが仕事になっていたり、メールを書いたから自分の作業は完了、なんて考える人がいる
森戸さんが、一般企業が1ケ月かかる仕事を1週間でやり遂げるというエントリーを書いてくださっています。 森戸さんには久しくお会いしていないので、この本の趣旨をご説明する機会はなかったのですが、タイトルから趣旨を汲んでくださっています。 そうなんですよね、ソフトバンクが全て良いとも思わないのですが、やらない言い訳をするのは好きではないです。 頭のいい人ほど、やらない(できない)言い訳をする傾向があるように思います。新入社員ならがっつり取り組むことでも、その人の数多い(少ない?)経験の中で「なぜできないのか」を蕩々と語ってくれます。 ですが、それってどうなんでしょうね。会社に対する帰属意識とか忠誠心の話はさておき、自分としてそれでいいんでしょうかね。お客さんにとっては? 本来であれば時代は大きく変化しているので、時代の変化に合わせることができる柔軟な発想を持った人間に育てなければいけないはずなの
前回は,どの会社でも通用する仕事術を構成する7つの力のうち,(2)のマネジメントをテーマに8の重要項目を説明した。7つの力は以下の通りである。 マネジメント力はどの職場でも必要であり,上司やリーダー,マネジャーを務める上で非常に役立つ。ぜひ,実際に試していただきたい。マネジメントに関しては,筆者のWebサイトの読み物やチェックリストを併せてご覧いただきたい。 今回は,3つめの「仕事を頼む」を取り上げる。これも,どの会社でも使える重要な仕事術である。特に仕事が高度になればなるほど,他人の力が必要になる。 部下に対してであれば,自分の命令で動く人への依頼なので,それほど難しくはない。難しいのは,自分の命令権の及ばない人への依頼である。他部門の人,取引先,友人など,命令権の及ばない人にどれだけうまく仕事を依頼できるかが,仕事の成否に大きく関係すると筆者は考えている。 ここでは依頼を,「部下以外の
前回は、日本企業による来春の新卒採用抑制の動向を取り上げました。今回は、企業にとってコスト削減の即効性が高く、社員には痛みが少ない、「残業削減」に焦点を当てます。 日本の人事部の代弁者、野々村さんが勤める流通チェーンのマルコーでも、残業削減が重要な課題になっています。とくに、大手飲食チェーンや量販店などが、「名ばかり管理職」と「未払い残業代」について現役社員などから訴訟を起こされ、マスコミに大きく取り上げられて以来、緊急課題になりました。残業代を分単位で払うことが求められるため、まずは店舗ごとに残業の実態を正確につかむことに力を入れてきたのです。 その結果、改めて残業代のコスト負担が注目されるようになりました。そこで、本社の管理職やエリアマネジャーが、部下や店舗現場の勤務時間を日頃からきちんと管理するように周知徹底。かつては、遅くまで残って働く人=まじめに働いている人、というイメージもあり
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
本コラムでは、人材マネジメント・労働雇用政策を研究テーマとするシンクタンク、リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫氏に、転換期を迎え、企業において今後の施策が緊急視されている人材マネジメントに関し、さまざまな角度から語ってもらう。 「ワークライフバランス」が、 日本で「女性活用」に結び付けられた「理由」 少し前の好況時には、「ワークライフバランス」という言葉が一種の流行語のように人事部門に浸透しました。もともとワークライフバランスという言葉はイギリスで使われ始めたもので、労働時間の短縮を個人の事情に合わせて「さまざまな方法で選択できるようにする」ことが原点となっています。 しかし、日本での文脈は、どちらかというと「時短というよりは育児と仕事の両立支援」としての色合いが濃いようです。少子化問題が社会問題となり、企業にプレッシャーを与えたことも背後にはあるでしょう。そのため、日本のワークライ
最近いろいろな方とお話しする機会があるのですが、「軸がぶれないようにする」なんて話をよく聞きます。 これは、僕が関わらせていただくクライアント企業でもよく聞くのですが、なんで軸がぶれない、というのでしょうか。というか、軸はぶれないのは当たり前のはず。なんで、わざわざ口にするのでしょう? これって、僕もなのですが、軸ってぶれるんでしょうね、きっと。長く同じ仕事をしていたり、市況が変化したりすると、いろいろな視点から物事を見なくてはならなくなります。当たり前ですけど。 でもって、あちこちから見る努力を続けているうちに、なんとなく軸がぶれてきたり、あるいはぶれてきた気がするのかも知れませんね。だから、わざわざ口に出して、自分に言い聞かせているのかも、なんて思ったりしています。 だからこそ、自分の仕事を可視化して残しておくことが必要な気がします。半年前、3年前といったものが残っていると、本当にぶれ
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