橋下大阪市長の慰安婦問題をめぐる発言が波紋を広げています。慰安婦制度を容認するかのような発言は、韓国や中国からの反発を受け、アメリカ軍に風俗業の活用を勧めたという発言は、買春・売春の勧めととられ、アメリカからも反発を受けています。日本でも党派を超えて橋下氏の発言を批判する主張が多くでています。 これまでにも橋下氏は、過激な発言で注目を集めてきました。「失言」といってもいいものもたくさんあります。普通であればすでに失脚してもおかしくないくらいの発言がこれまでにもありました。しかし、敵をつくり、その敵と戦う姿勢をみせることで、「失言」と思えるような発言も人気の源と変えてきました。 今回の「失言」はこれまでとかなり状況が違います。橋下氏を応援してきた人の中にも反発をしている人がかなりいるようですし、橋下氏の人間的評価にも結び付きそうです。 韓国や中国と領土問題を含めて、神経戦を行っている最中での