競技かるた日本一を決める名人戦とクイーン戦が、百人一首ゆかりの地、大津市の近江神宮で行われ、名人戦では福井県の川崎名人が連覇を達成し、クイーン戦では福岡県の鶴田6段が初制覇を果たしました。 熱戦の末、福井県勢どうしの争いとなった名人戦は、川崎文義名人(28)が三好輝明8段(33)を3対0で破り、2連覇を達成しました。 一方、クイーン戦は、福岡県の鶴田紗恵6段(22)が2連覇中だった東京都の坪田翼クイーン(34)に2対0で勝ち、初制覇を果たしました。 大会には、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」が人気を集めていることを背景に大勢が観戦に訪れ、勝負の行方を見守っていました。