2011年2月4日のブックマーク (5件)

  • 「科学リテラシー」とは何か?:微妙な書評が流れる中であえて問うてみる – 大「脳」洋航海記

    【科学】 とある僕自身のツイート 科学とは物事に白黒をつけるのではなく、グラデーションをつけて「現時点でどれくらいそれが真実だと思われているか」を指し示すもの。だから、単一の論文ではなく複数の論文間でのコンセンサスが重要。そして、新たな論文が出るたびにその時点での見解も変わる。そのダイナミズムこそが科学の態。 上記の事実を理解できることこそが、「科学リテラシー」。・・・何となく書いたらうまくまとまったので、改めてエントリにしておきました。  『さらば脳ブーム』の変てこな書評が流れているのに気がついて、一応自分の姿勢を再確認するべく意見表明してみた次第です。 「査読論文が載った」という事実自体は、永遠普遍の真実であることを保証するわけではありません。何度でも書きますが、例えば僕の研究分野でもNatureに2001年に載った論文がいわゆるIFでいうと遥かに下位に位置するCereb Corte

    QTL_chicken
    QTL_chicken 2011/02/04
    正直、我々科学者が一般社会に提供できる「科学リテラシー」ってものがもしあるとすれば、それは境界線ギリギリについて語ることではなく、真っ黒なものを「真っ黒です」と断ずることなんじゃないかと思ってます。
  • 「文科省分は」増額されている:科学技術予算水増し?疑惑の結論 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 平成23年度文部科学省予算(案)のポイント(PDF) – 文科省:7頁参照 平成23年度科学技術関係予算案の概要について(PDF) – 内閣府 昨日話題に取り上げた「科学技術予算水増し」疑惑ですが、早速色々なデータが集まってきました。ここでは主にkenq.info2号さんのTwitter上での議論を参考にさせていただきます(無断引用平にご容赦下さい)。 重要な資料は主に上記の文科省予算案と、内閣府が公表している科学技術予算案の概要に関するドキュメントの2点です。これらを引いて、kenq.info2号さんは以下のように指摘なさっています。 予算水増し疑惑の件。文科省からの科学技術予算の総額はやっぱり増えている。1兆344億から1兆683億で339億増。ここに問題の運営費交付金は入ってない。少なくとも文科省予算の総額が減っているわけではなさそう。こちらの7pに記載あり ht

    QTL_chicken
    QTL_chicken 2011/02/04
    所属は大学ですが、自分の関わってるプロジェクトはどっちかというと農水側なので、どうやら冷や飯喰わされる展開みたいですね…orz
  • 論理操作能力の高いヤツとは議論するな

    東大卒。自分はギリギリで東大理Iに受かったぐらいの大したことのない頭の持ち主だが、東大に入ったおかげで、色々な東大生を見ることが出来た。その結果、論理操作能力というのは極めて遺伝的なものであるという事実を知ることが出来た。東大の中でも頭がイイ奴は、特に、時間あたりに操作できる論理操作の数が常人の数倍は速く、常人より1桁正確だと思う。この事実を知ることが出来たことが、東大に入って最も良かったことの一つだと思っている。 お勉強が出来るだけでは社会に出ても役に立たないというのは、その通りだと思うのだが、論理操作能力が速くて正確なことは社会に出る上で非常に役に立つ。特に、議論で圧倒的に有利になる。議論って言うのは、実は、試験よりも速くて正確な論理操作能力が要求される。その場で返答しなければいけないからだ。試験だったら、その場でとっさに答えを思いつかなくても、「とりあえず置いておいて、試験時間終了間

    論理操作能力の高いヤツとは議論するな
    QTL_chicken
    QTL_chicken 2011/02/04
    まぁ、司法の現場みたいに「議論に勝つ」事自体が目的化してるところだと「勝てない奴と喧嘩するな」的な結論にしかならん罠。研究現場の人間だと頭のいい人と議論すると新しいアイデアがもらえるので結構有益だが。
  • 痛いニュース(ノ∀`) : 親戚の男にレイプされた14歳少女、その男に訴えられ公開処刑される - ライブドアブログ

    親戚の男にレイプされた14歳少女、その男に訴えられ公開処刑される 1 名前: ピカちゃん(香川県):2011/02/03(木) 13:23:57.28 ID:3ZOCXraG0● ?2BP バングラディシュの十代少女ヘナ・ビガム公開ムチ打ちの後死亡 バングラデシュのティーンエイジャー、ヘナ・ビガムさんが 姦淫の罪に問われ、80回のムチ打ちの刑に処された。 伝えられたところによるとバングラデシュの14才の少女、 ヘナ・ビガムさんが40歳のいとこの男性からレイプされ、 公開ムチ打ちの刑に処された後、死亡した。 この少女は日曜日に既婚者である彼女のいとこからレイプされ、その後そのいとこ の男性から姦淫の罪で責められた。彼の家族は憤り彼女に殴るなどの暴行を 加えた後、村の仲裁人がイスラム法に則り彼女にムチ打ち100回の刑を宣告した。 彼女は80回のムチを受けた後、意識を失い運ばれた

    QTL_chicken
    QTL_chicken 2011/02/04
    まぁ、イスラム教自体の否定をやるのはやり過ぎだが、「村の裁判所」とやらが聖職者と長老で占められてた点には確かに問題あり。司法と宗教がごちゃ混ぜになると碌なことがない。
  • 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(1月31日-2月6日) - つぶログ:宮家邦彦の「お言葉を返すようですが・・・」

    今週予想される動きと留意点を取り纏めてみました。「事前予想」ではなく、あくまで研究者としての「心構え」です。 今週はカイロに注目したい。悲しいかな、日の一部には現在のエジプト情勢を「民衆革命」などと、およそ見当違いの解説を試みる向きがある。FacebookやTwitterなどで動員された「付和雷同の民衆」は今回の政治劇の真の主役ではない。 今日のエジプト内政は、①エジプト政治の主役である「軍エリート」と腐敗した「ムバラク家」との対立、②軍部と警察等治安組織との確執、③主流政治エリートと「イフワーン(ムスリム同胞団)」との対立、④軍内の(世俗的)上層部と(宗教的?)中堅将校との温度差、という4つの軸を中心に詳細に分析すべきだろう。 これまでの報道を読む限り、残念ながら、日語による報道には質を突く分析がほとんどなく、英文の記事をよく読むしかない。現在もエジプト内政のシナリオを書こうとして

    宮家邦彦の外交・安保カレンダー(1月31日-2月6日) - つぶログ:宮家邦彦の「お言葉を返すようですが・・・」
    QTL_chicken
    QTL_chicken 2011/02/04
    「日本の一部には現在のエジプト情勢を「民衆革命」などと、およそ見当違いの解説を試みる向きがある。FacebookやTwitterなどで動員された「付和雷同の民衆」は今回の政治劇の真の主役ではない。」