長年オンプレミスに軸足を置いてきたITベンダーは、パートナーを含めたクラウドシフトに苦心している。クラウドを扱うパートナーの優遇策を明確にしたり、ライセンスの販売方法を変更したりすることで、パートナーにクラウドシフトを促している最中だ。日本IBMやSAPジャパンといった大手クラウドベンダーのこうした取り組みにより、パートナーは少しずつクラウドシフトを進める。 パートナーのクラウドシフトに苦心するクラウドベンダーとは異なり、クラウド専業ベンダーは自社のビジネスを加速するためにパートナー企業の支援を強化している。 米Amazon Web Services(AWS)の日本法人であるアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)と米Google Cloudの日本法人であるグーグル・クラウド・ジャパンは、様々な手段で自社のクラウドサービスを扱うITエンジニアの増員を急ぐ。両社ともシステム導入
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