こうしたテクニカルコミュニケーションのためのドキュメント(テクニカルドキュメント)を扱う分野で、古くから利用されている著名なツールの一つに、アドビシステムズが提供する「Adobe FrameMaker」がある。一般的なワードプロセッサなど、ドキュメント作成のためのツールが数多くある中で、テクニカルドキュメントを扱うにあたって「FrameMaker」が選ばれ続けている理由は何なのか。 今回、実際にFrameMakerのユーザーであり、合わせて、FrameMakerを利用したシステムソリューションの提供も行っている、情報システムエンジニアリング(ISE)の黒田聡社長に話を聞いた。 FrameMakerが扱う「構造化ドキュメント」 ――ISEでは現在、どのような事業を手がけているのでしょうか。 ISEは、1979年に設立したシステム開発会社です。テクニカルコミュニケーションに関する事業は25年ほ
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