共産党の穀田恵二国対委員長の在職20周年祝賀会が30日、京都市のホテルで開かれた。平成9年9月の国対委員長就任以来、向き合った自民党の国対委員長は延べ14人、旧民主党と民進党は延べ計25人に上る。国会攻防の歴史を知り尽くす生き証人だけに、大島理森衆院議長や自民党の二階俊博幹事長など与野党の国対委員長経験者が集まり、「戦友」の記念日を祝った。 祝賀会には、大島氏を含む4人の衆院議長経験者や川端達夫衆院副議長(民進出身)、自民党の竹下亘国対委員長や自由党の小沢一郎代表ら与野党の国会議員39人が参加した。 自民党国対委員長として在職1430日の最長記録を誇る大島氏は「この職は上からも下からも怒られる。20年間は『忍』の一字と思うが、穀田さんはいつも明るい顔で対処してくださった」と述べた。 二階氏は「われわれは急いで結論に至り、すぐ採決にもっていきたいわけだが、穀田流はそんな簡単なものでない」と戦