10月3日から開催されるCEATEC JAPAN 2017にバンダイナムコグループが初めて出展している。注目は玩具やエンターテインメントの業界でたくさんのノウハウを培ってきた同社ならではのAI(人工知能)や機械学習のアルゴリズムを乗せた、「楽しい」「飽きない」ロボットの開発技術だ。 同社はCEATECの会場に出展するブースにいくつかのユニークな光るロボットのプロトタイプを展示している。そのうちのひとつであるAI研究機と銘打たれた「QC-RO(キューシロー)」とはどんなロボットなのだろうか。 バンダイナムコグループでは、独自の学習型会話エンジンを開発中だ。その特徴を開発を担当するスタッフに聞いてみた。 「いま家電やスマホなどに搭載されている人工知能は“まじめ”なものが多く、ユーザーのリクエストに正しく答えてくれるが、なんとなくつまらないのではと考えた。当社ではおもちゃやエンターテインメントの