女優の川栄李奈が21日、都内で行われた映画『恋のしずく』公開記念舞台挨拶に瀬木直貴監督と登壇した。 同作は、東広島市・西条の酒蔵を舞台に、リケジョの大学生・詩織(川栄)が、酒作りを通じて成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。 映画初主演の川栄は、「みなさんに観てもらえることが本当にうれしいです」と笑みをこぼすと、「主演をやって、周りの方に助けられていると実感したので、周りの方々に感謝しています」としみじみと語った。 役については、「マネージャーから『日本酒のお話だよ』と言われて、『普段あまり飲まなくて詳しくもないし、大丈夫ですか?』と言ったら、『まさに役が詳しくない役だから』と言われました」と振り返っていた。 そんな川栄の演技について、瀬木監督は、お互い人見知りで、打ち合わせのときもあまり話さず、「(川栄が作品や役について)わかっているのか、わかっていないのかがわからなかった」と思い返し