吉永小百合、堺雅人、篠原涼子、岸部一徳、阿部寛、佐藤浩市、滝田洋二郎監督が10日、都内で行われた映画『北の桜守』初日舞台挨拶に出席した。 吉永の映画出演数が120本目となる本作。太平洋戦争下の樺太を舞台に、激動の時代を懸命に生き抜いた親子の姿を描く。 主人公の江蓮(えづれ)てつを演じた吉永は、観客の前に登場すると「初日に来ていただいてありがとうございます。この映画は72年に樺太や北の海で起こった事実をもとに作られています。明日で大震災から7年の年月が経ちますが、そのような中で、この作品を作って初日のご挨拶をさせていただけることを感謝しています」と挨拶。120本の映画出演を果たしたことについて「子どもですね。実際に子どもはいませんが、(作品を)子どもだと思って一歩一歩大事にしていきたいです」と作品への思いを語った。