東京ビッグサイトでは3月6日から9日までの期間、店づくりの総合展示会「リテールテックJAPAN 2018」を開催している。 流通・小売業界向けの決済やマーケティング、物流のソリューションを展開する企業が一堂に集まるイベントで、今後賑やかに話題を巻き起こしそうなAIやセンシングの先端テクノロジーを活用した“店舗自動化”の最新事情を取材した。 NECが顔認識技術を使った決済自動化店舗のコンセプトを披露 イベント会場となった東京ビッグサイトの東1~3ホールに今年は211社が出展した。中でも特に規模の大きなNECグループのブースでは、次世代ストアのコンセプトとして顔認証技術を活かしたウォークスルー型決済の体験展示が登場。行列が絶えなかった。 なぜいま店舗の自動化が注目されるのだろうか。日本国内では少子高齢化が今後の社会全体の課題であるとされて久しいが、小売業界では店舗での単純業務に携わる人手不足を
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