明日21日放送の『情熱大陸』には将棋プログラマーの山本一成氏が登場する。 急速な発展を見せる人工知能(AI)の世界で「最強棋士VS.最強将棋AI」と銘打って2012年から行われてきた「将棋電王戦」が今年で幕を閉じる。AI側の代表は、同戦で人間相手に5戦全勝という完全勝利を果たしている将棋AI「PONANZA(ポナンザ)」の開発者・山本一成。自身も幼い頃から将棋愛好家で、アマチュア5段の腕前を持つ山本氏は、東大工学部の頃から将棋ソフト開発に没頭。2013年に第2回「電王戦」で初めて現役棋士を破るという快挙を成し遂げたPONANZAはすでにモンスター級の強さに成長したと言う。番組は、日夜開発に明け暮れる若き天才プログラマーの日々に密着するとともに、ソフト開発者たちが一同に会する電王戦の予選、更には放送前日(20日)に行われる電王戦の第2戦、最終決戦までを追う。 一方、最強の将棋ソフトPONAN