「AIタクシー」と聞くと、人工知能を持った車が自動運転で人々を運んでくれる、そんなイメージを持つかもしれない。現実にはまだそこまでのサービスは登場していない。いま実際に動き出しているのは、AIを用いて“少し未来の乗車需要”を予測し、効率的な運行を実現する、という方向性のもの。先日も、ソニーがタクシー6社と提携し、AIを活用した配車サービスの提供を目指すと発表。タクシー業界において、AI技術を用いた差別化競争が激しくなってきた。 そんな中、ドコモではいち早く実証実験を終え、商用サービスとしての「AIタクシー」を2月15日にスタートさせた(「AIタクシー」で商標も取得している)。近未来人数予測と、様々なビックデータを掛け合わせ、AIが需要予測を算出。現在から30分後までの未来の乗車台数予測を10分ごとに提供する。まずは東京23区、武蔵野市、三鷹市で東京無線タクシーが1,350台、名古屋市ではつ
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