日本的経営とCSRの微妙な関係 2010年6月 7日 経済・ビジネス社会国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネス社会国際情勢 (これまでの 藤井敏彦の「CSRの本質」はこちら) 読者の皆さん、ご機嫌いかがであろうか。この原稿が掲載される頃、サッカー世界杯をひかえ世の中高揚していると思われる。私はあのスポーツに関心はないが、もちろん国民の一人として代表チームの健闘を祈るものである。 サッカーと言えば、留学から戻った1994年の夏のこと、ワタシは驚愕した。日本にそのようなスポーツが存在しているのかどうかさえ必ずしも定かではなかった、あのサッカーが肩で風を切って威張っているではないか。この間わずか2年。日本は変わるときは突然変わるんだなぁと思ったものである。 他方、変わったような、そうでないようなものもある。「日本的経営」もそのひとつである。消滅したと側聞することもあ