電子たばこ、一部に微量ニコチン=15種類で検出、販売中止を指導 電子たばこ、一部に微量ニコチン=15種類で検出、販売中止を指導 国民生活センターは18日、カートリッジに入った液体を電気で霧状にして吸う「電子たばこ」の一部から微量のニコチンが検出されたと発表した。厚生労働省はニコチンを含む電子たばこは薬事法上の承認を得ていないとして、都道府県に販売中止や回収を求めた。 同センターは国内で販売されている25銘柄45種類の電子たばこを調査。多くは中国製で、このうち11銘柄15種類の液体からニコチンを検出した。 ニコチン量は国内の紙巻きたばこの含有量を大幅に下回っていたが、大半の商品に「ニコチンを含まない」との表示があった。 同センターには2007年以降、「常習性を感じるようになった」などの相談が309件寄せられていた。(2010/08/18-21:27)