キックボクシングの練習で友人を殴り、死亡させたとして、大阪府警生野署は20日、大阪市生野区巽南、無職福元盛弥(せいや)容疑者(27)を傷害致死容疑で逮捕した。 福元容疑者は調べに「ストレートが顔の正面に入った。致命傷を負わせたのは間違いない」と容疑を認めているという。 発表では、福元容疑者は19日午後11時20分頃、自宅近くの公園で、同区、アルバイト従業員(20)とキックボクシングの練習中、従業員の顔を殴るなどして死亡させた疑い。頭部外傷による頭蓋内出血が死因とみられる。 福元容疑者はジムに数回通ったことがあり、従業員は初心者。2人は5月に知り合い、ダイエットなどを目的に練習していた。 この日が4回目で、福元容疑者がグラブ、従業員はヘッドギアとグラブをそれぞれ着け、約30分間練習したところで、従業員が倒れたといい、同署は状況などを詳しく調べている。