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ブックマーク / blog.tinect.jp (317)

  • 恵まれているから成功するのは当たり前だ、という人は、努力が時に命がけだという事を理解していない

    ちょっと前に徳島からスタンフォード大学に合格した松杏奈さんに関連してインターネット上で騒ぎが起きていた。 いわゆる徳島スタンフォード事件である。 <参考 田舎からスタンフォード大学に合格した私が身につけた 夢をつかむ力> 事の問題は事実の誤認識にあるという。 松 杏奈さん曰く、自分は「味方無し」「お金無し」「英語力無し」と困難な環境にあったにも関わらず、めげずにコツコツと努力を積み重ねた結果、自分はスタンフォード大学合格という偉大な業績を叩き出せた。 つまり自分は努力の人であるというわけだ。 これに対してインターネット上では「進学校に在籍していて、裕福な家庭に産まれ育った人間が、その恵まれているという事実を無視して偉そうな事をのたまうな。」という批判が殺到した。 このインターネット上の主張をまとめると 「お前が努力だと思っているものは、努力でもなんでもない」 「単に恵まれた人間の自己賛

    恵まれているから成功するのは当たり前だ、という人は、努力が時に命がけだという事を理解していない
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    REV 2022/05/17
    努力とメタ努力、才能とメタ才能の話。
  • 自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる

    おれは仕事ができない おれは仕事ができない。その根拠は、おれが稼げていないという一点にある。 おれが赤字人間であるという一点にある。これが結論である。 「で、具体的にどのように仕事ができないのか?」と問われた。 これは簡単な話だ。おれの仕事っぷりを、というか、仕事のできなさっぷりをありのままに書けばいい。 ぜんぜん楽勝じゃないか。 ……と、思ったのだが、これが書けない。 なぜ書けないのか。おれが「仕事」をわかっていないからだった。 あるいは「会社員」であるということをわかっていなかった。 だから、自分が、会社員としての理想や基準、平均と比べてどうなのか、どこが具体的にだめなのか。そういう比較がまったくできなかったのである。 そんな人間がいるの? いるのだからしかたない。 おれはおれが暮らしていくだけの賃金を会社員として得ていることも、また一方の確かな事実ではある。 とはいえ、おれは人生にお

    自分で、自分の「仕事のできなさ」を解明してみる
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    REV 2022/05/13
    「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」って言葉があるが、釣り方を愚直に追及する人より、「まだ釣りで消耗しているの?次は砂金拾い」と砂金の地図を大金を取って売る奴が儲かる時代なので…「魚をクラファン!」
  • 「コミュニケーション能力」が採用で重視されるのは、「知性」とほぼ同じ意味だから。

    広義の「コミュニケーション能力」と「知性」は、ほぼ同じ意味と考えてよさそうだ。 例えば、数学者で、ソフトウェア生みの親であるアラン・チューリングは、AIの知性の判定に、「人間のマネをしたAIを、会話で判別できるか」という方法を提唱した。 あるいは、クイーンズランド大の心理学教授、ウィリアム・フォン・ヒッペル氏は、著書の中で、「コミュニケーション能力」を「社会的知性」と呼び、むしろ「IQのような論理的能力は知性の質ではなく、副産物」と述べる。 これは結局、社会において「他者の思考を読み、動かす能力」、すなわちコミュニケーション能力が、とりわけ重要であることに由来する。 同盟を作って保ち、共同事業を起ち上げ、あるいはただ殺されずに一日を生き延びるために、先祖たちは互いの行動を推測するようになった。他者の行動を見きわめる最善の方法は、裏にある論理的思考と目的を知ることだ。 そのために人類は「心

    「コミュニケーション能力」が採用で重視されるのは、「知性」とほぼ同じ意味だから。
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    REV 2022/05/10
    (雑な意味で)IQとEQを分ける話がスキ。EQ不要でIQのみ評価されるリアルな仕事は稀少になっていく印象。
  • なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。

    最も重要なビジネススキルはなんですか? と問われたら、なんと答えるだろう。 人によりけりだと思うが、私がコンサルティング会社で経験した限りでは、「結論から話す」がその候補の一つだと感じる。 これは誇張でもなんでもなく、「コンサル一年目が学ぶこと」の著者が、このの最初の項目として設定していることにも現れているように、 あるいは、スキル系のビジネス書には大抵それに類似したことが書いているように、今では「結論から話せ」は、、もはやビジネス上の慣例といっても良いくらいだ。 私の場合は、入社するとまず直属の上司に「結論から」を求められた。 例えば、こんな具合だ。 私「すいません、相談があるのですが……」 上司「何?」 私「お客さんのところで、規定の説明をしていたのですが、第二条のところでお客さんから質問が出てしまったんですよ。「目的と目標はどうちがうんですか」と聞かれたので、こう答えたんです……」

    なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。
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    REV 2022/04/22
    聞く上司にとっては結論から話して貰い『上司にとって』必要な情報だけを聴くことに利益はあるが、話す部下にとっては前置きを長々と話しコストを投下させて「その話は後にしよう」と言わせないことに利益がある。
  • 「依頼された仕事をやらない人」は、なぜあれほど言われても、仕事をしないのか

    私は、あらゆる組織・個人の中に、「依頼された仕事をやらない人」を見てきた。 例えば、コンサルティングに訪問した会社のプロジェクトチーム内に。 あるいは、執筆を依頼したライターさんに。 またあるいは、会社の同僚・部下に。 彼らは確かに、「依頼された事柄」に対して、「はい、引き受けます」という。 しかし、遂行される気配がない。 心配になって、「あれはどうなりましたか」と聞く。 すると「あ、すいませんやります」と返ってくる。 しばらく待つ。 それでも何も遂行される気配はない。 もう一度「この仕事、やりますか」と聞く。 「やります」と返信がある。 それでも、何も遂行される気配はない。 結局、こちらから連絡するのをやめ、処理はこちらでやることになる。 こういう人々には、「引き受けたじゃないですか!」と怒ったところで無駄であるし、代わりの人を探したり、時には自分でやったりしたほうが早いからだ。 でも、

    「依頼された仕事をやらない人」は、なぜあれほど言われても、仕事をしないのか
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    REV 2022/03/24
    夏休みの宿題を、1)最初に仕上げるタイプ 2)均等に実行するタイプ 3)最終日に徹夜するタイプ に分類すると俺氏は間に合わずに未提出になるタイプ。
  • パンデミックと情報化によって、人間の自己家畜化待ったなし

    人間は、火をおこし、田畑を耕し、街を築き、環境を変えることでみずからを家畜化してきた。 「家畜化」という表現に疑問が沸く人もいるだろうが、まず、現代人の人口密度を考えてみて欲しい。 首都圏などで顕著だが、野生動物では絶対不可能な密度で人間同士が集まり、働き、餌をったり生殖したりして社会を築いている。 それなら、未来の人間が自己家畜化にますます拍車をかけたとしても驚くほどではあるまい。 とはいえ、人間の自己家畜化の度合いが跳ね上がる時期には戸惑いが、悲喜こもごもの反応が起こる。 2020年代のパンデミックをとおして、日人の自己家畜化の程度は急激に進んだ。 このパンデミックは、私たちに度重なる予防接種を強いて、今以上の清潔を、防疫を、ソーシャルディスタンスを強いた。 つまり防疫の必要性によって日社会と日人の自己家畜化の圧力が急に高まったわけである。 これにより、リモートワークでも平気な

    パンデミックと情報化によって、人間の自己家畜化待ったなし
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    REV 2022/03/10
    家畜化しようが、我々はプロメテウスの庇護者の末裔という見解はある。火がなければ冬は寒く食事は不味い。もっとも、パンドラの箱が開きつつあるけどカウカーソス山の西で。
  • 理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話

    筆者はジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授である。 彼女は書を通じて、失礼な態度がどれだけ組織の生産性を落とすのかを述べている。 書はこの記事を執筆している時点でAmazonレビュー☆4で、519個と非常に多くのレビューがなされている。 それもあって僕は物凄く期待して書を読み進めたのだが、大変申し訳無いが読後感は微妙であった。 「無礼は人の心を傷つけるよね」 「その悪影響は数値にも出ています。無礼な奴のせいで組織の生産性がこんなにも落ちるのです!」 「だからみんな、礼儀正しくなりましょう」 僕がこのを正しく読めていないだけなのかもしれないが、少なくとも僕がこのを読んで伝わったメッセージはこれ・だけである。 そしてこれに関する感想は以下のものだ。 「頭の中がお花畑すぎる…」 「ひょっとしてこの人、道徳の授業をすれば世の中からイジメが無くせるとでも思ってんのか

    理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話
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    REV 2022/03/02
    外部不経済を許容すれば「理不尽なシステム」に局所合理性がある話。
  • 異世界転生ラノベが人気な理由

    一時的なブームかと思われたライトノベルはいまだに大人気で、毎月、いや毎日数えきれないほどのシリーズが出版されている。 アニメをチェックすれば毎シーズン数はラノベ発で、どこの屋にもラノベコーナーが大きめにとられるほどの人気っぷり。 ラノベを象徴するのは、やはり「異世界転生」だ。 主人公が異世界(剣と魔法があるファンタジー世界)に生まれ変わる、もしくは召喚されて新たな人生を歩む……という作品群である(記事では異世界転生も異世界転移も、便宜的まとめて「異世界転生」と呼ぶ)。 『無職転生』や『Re:ゼロから始める異世界生活』『転生したらスライムだった件』『盾の勇者の成り上がり』『好きの下克上』など、有名作品は数知れず。 さてさて、なぜ異世界転生ラノベがこんなにも人気なのか。 よく言われるのは、「粗があってもファンタジーだと押し切れるしゲームやアニメの世界観をトレースすればいいから書きやすい

    異世界転生ラノベが人気な理由
  • ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと

    先日、こんな記事を拝読しました。 ゲーム会社の「アイデアの押し売り」への防衛策が注目集める。一方的に送りつけられたゲームのアイデアが行き着く先とは この条項は一見すると、メーカーがファンのアイデアを奪おうと考えているようにも見えるかもしれない。しかし真意としては別にあり、アイデアを送付した人から“権利主張”されないように、そのように記述することがあるのだという。 そうした人は、何らかのかたちでアイデアのスケッチやイラストをメーカーに“一方的”に送りつけており、実際には開発陣は目を通していなかったとしても、自分のアイデアが勝手に使われたとして権利を主張してくるのだという。 なるほど。頼みもしないのにファンから「アイデア」が送りつけられて、しかもそれを後から「パクられた」などと主張されない為に予防線を張っておく必要がある、という話ですね。 一昨年に起きた京都アニメーションへの放火事件でも、犯行

    ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと
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    REV 2022/02/07
    そりゃ、奇襲信仰、奇策信仰みたいなものがある国ですので… (それを強化するドラマがもうそろそろ)
  • 比較されて、負けてしまった人間に救いはあるのか

    マックス・シュティルナーが言ったかもしれないこと 栗原康という人の『何ものにも縛られないための政治学』というを読んだ。 そこに、マックス・シュティルナーという思想家の考え方が紹介されていた。 シュティルナーは自由主義を三つに分けたという。 (一)政治的自由主義……カネによる支配 (二)社会的自由主義……社会による支配 (三)人道的自由主義……人間的なものによる支配 政治的に自由になる。すると、人はカネによって上に立ったり、下に置かれたりする。カネがすべてを支配する。 それじゃあいけねえとなって、金持ちが支配するなんてやめて、社会のためにみんなやっていこうとなる。 みんながみんなのために。一見、悪くない。 だが、その世界ではかられるのは、人がいかにみんなのために、社会のためになることができるかどうかだ。 みんなのためにならないことは評価されないし、みんなのためにならない人間は糾弾され、排除

    比較されて、負けてしまった人間に救いはあるのか
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    REV 2022/01/07
    「大中小企業に雇用されてホワイトカラー」という経路が没落した21世紀、地域密着型マイルドヤンキーが相対的に浮上した件。
  • 発達障害には”嫁”が必要だ

    ずっと前から言語化しようしようと思っていたことを言語化する糸口がやっと見つかったので、今日はそれを書いてみよう。 どういうことかというと、「発達障害には”嫁”が必要だ」、といった内容だ。 人と喋るのが苦手な医者とかいても、愛想いい婦長が転がしてたり。 コミュニケーションの障害ある人は、自分と社会を繋いでくれる婦長さんを必死で探さないといけない時代なんですね。 https://t.co/mV1zdTuTOr — オブネコ (@nannyofcat) December 13, 2021 先日、ツイッターのタイムラインで上掲ツイートを発見した。 いまどきの医者にはコミュニケーション能力が求められてやまず、聞き取れない唸り声をあげる医者、空気や文脈の読めない医者、まともにインフォームドコンセントを進められない医者は、良くないとされている。 ところがひと昔前までは、医者自身にコミュニケーション能力が

    発達障害には”嫁”が必要だ
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    REV 2021/12/24
    『職人』が有用だった時代は、『一意専心』という心性を持った人間を仕事に専心させ周囲や特に配偶者がそれをサポートしマネジメントすることに社会的合理性があたかもしれない。
  • 「仕事やってるフリ」ばかりしてた人の話。

    採用をしていると、 「この方は、「仕事やってるフリ」ばかりしてたのでは」 と感じるときがある。 特に、仕事の成果について聞くとき、これは顕著だった。 * 例えば、前職がマーケティングの仕事だった、という方。 彼は、「コーポレートサイトを改善し、お客様に使いやすいサイトを実現しました。」とアピールしていた。 そこで、我々は 「具体的には、「使いやすい」とは何を意味しているのですか」と尋ねた。 彼は、戸惑ったような表情を見せたが 「見やすかったり、わかりやすかったり、という意味です。」 と言った。 なんとも、抽象的な話だ。 そこで、我々はもっと具体的な意見を求めるため、自分たちのコーポレートサイトを見せた。 「では、このサイトを見てアドバイスをいただきたいのですが、これは「見やすい」ですか?そうでないなら、具体的な改善事項を指摘してください。」と要求した。 しばらく後、彼はモゴモゴ何かを言って

    「仕事やってるフリ」ばかりしてた人の話。
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    REV 2021/12/23
    打点がKPIなら気合い入れて打った方が良いし、打席数がKPIなら故障しないようゆったり打つのが最適解だろ。(空振りが負のKPIって部署なら、ファウル狙いがベスト?)
  • おれはいつ宇宙への想いを失ってしまったのだろう

    地上で財をなした金持ちが宇宙へ行く たまには宇宙のことも考える。 ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作さんが宇宙へ行った。 ちょっとした無重力体験ではなく、それなりに国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する。 これについて、金持ちの道楽だとかなんだとか批判的な声もある。 だが、おれの感想は違う。 「すげえな!」。これである。 なにせ宇宙へ行くのだ。 宇宙はやばい。死ぬかもしれない。 海の男たちの言葉に「板子一枚下は地獄」というのがあるが、宇宙空間だって隔壁一枚向こうは地獄だ。なにせ空気がない。 空気がないところに行けるならまだしも、その前にロケットによる打ち上げがある。 ロケットによる打ち上げによる人身事故(人身事故という言葉がふさわしいかわからないが)は、ひょっとしたらあの1986年のチャレンジャー号爆発事故からだろうか。 いや、違った。コロンビア号空中分解事故というのもあった

    おれはいつ宇宙への想いを失ってしまったのだろう
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    REV 2021/12/21
    第二部の高校編で宇宙への想いを見せていた主人公が、第三部になって仕事で疲れ帰宅する途中に寄ったコンビニで科学雑誌の表紙が目に入ってからが本番
  • 老いによる限界は避けられないけれど、全力疾走する中年として今を生きたい。

    生物学的な加齢と社会的な加齢によって、人生のシーンはどんどん変わっていく。 30代になった頃も、40代になった頃も、目の前に現れた新しい状況や展望に驚かずにいられなかった。 とはいえ驚いてばかりでは、人生の新しいシーンに振り回されるというか、消極的にしか対処できない。 だから私はいつも年上の人々の言葉のなかに人生の未来予測に役立ちそうなヒントを探し、それをあてにしてきた。 でもって、最近立て続けに年上の人のありがたい言葉が視界に入ってきた。 これから紹介する2つのテキストはどちらも参考になるもので、みようによっては、「あなたならどうする?」と問いかけているようにも読める。 これらを皆さんと共有したうえで、今の生を振り絞ること、生き急ぐことについて所感を書いてみたい。 1.「中年になって起業したあの人が引退するだなんて」 はじめに、私が読んで衝撃を受けたブログ記事を紹介する。 50歳以降の男

    老いによる限界は避けられないけれど、全力疾走する中年として今を生きたい。
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    REV 2021/12/14
    リタイアする原資がない… 家もないので実家の子供部屋をアテにするしか。
  • 数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。

    高卒 インターネットで持続性のあるハンドルをもって情報を発信し続けている人は、大学卒業者以上である比率が高い。 ソースは……ない。 おれが二十年くらいネットをやってきた、電子肌感覚である。 「そんな電子肌なんてSFっぽい感覚などあてになるのか」と思うあなたは、やはり大学を出ていないだろうか? というわけで、おれは珍しいとはいかないまでも、少数派の高卒インターネット人である。 高卒が少数派なのは、たしかネットに限らずリアルな数だとしてそうだったと思う。 少し前、鳥貴族で飲んでいてそういう話題になって、おれは「まだ、大卒の方が少数派ですよ」と言って携帯端末で調べたら、違った、というのがソースだ。 そのときおれはビール的なもののアホみたいにでかいジョッキを一杯飲み干したあとだったので、正確かどうかはわからない。たしかちょっとだけ大卒の人が多かった。 したがって、ここでおれは高卒してすぐに働きに出

    数学ができなかった人間の残り滓が「文系」と呼ばれるのではないか。
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    REV 2021/11/16
    時間があれば、横軸に教室班の人数を0→15まで、縦軸は教室班と校庭班の人数の積み上げにして、1:2となる場所を探索させたい。
  • 「不機嫌で人を支配しようとする人」の気持ちがわかった話

    とある経験を経て、「不機嫌で人を支配しようとする人」の気持ちとその発生機序がだいぶ分かった気がしたので、ちょっとそれについて書かせてください。 まず前提として、しんざき家には、「察してもらうな、察するな」「どんなことでも言葉にしよう」という家訓があります。 して欲しいこと。して欲しくないこと。嬉しいこと。嫌だと思ったこと。賛成、反対、不満、満足、喜怒哀楽。 どんなことであれ、とにかく言葉にしましょう、と。全部言語化して、遠慮なく相手に伝えましょう、と。 パパもママもエスパーではないのだから、君が考えることを何も言われずに察することは出来ません、と。 君にエスパーであることを期待もしませんから、パパもママも言いたいことは全部口にします、と。 そういうコンセプトです。 ことあるごとに「とにかく言葉に」と言ってます。これについてはかなり徹底していると思います。 「言わないで気付くのを待つ」という

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    REV 2021/11/08
    笑顔より、不機嫌の方が低コストなので…
  • 「要領がいい子」とそうでない子の、勉強法のちがいについて。

    「要点の見分け方をどうやって身に着ければいいのか」という話をします。 いきなり例示から入るんですけど、ちょっと次の引用文を読んでみて頂けるでしょうか。面倒な方は斜め読みで大丈夫です。 鎌倉を拠点とした源頼朝は、無断で朝廷から官位を受けた弟の義経を許さず、義経をかくまった平泉の奥州藤原氏をほろぼして、東北地方をも支配下におきました。一方、にげた義経をとらえることを口実に、1185年、国ごとに守護を、荘園や公領に地頭を設置しました。頼朝は1192年に征夷大将軍となり、武士による新しい政治を始めました。 頼朝の開いた鎌倉幕府は、家来となることを誓った武士を御家人にして、先祖から引きついできたその領地の支配を認め、てがらに応じて新たな領地や守護・地頭の職を与えました。 鎌倉幕府成立前後の経緯についての記述ですね。 文章としては、帝国書院、「中学生の歴史」からの引用です。長男が学校で使ってる教科書な

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    REV 2021/10/28
    鎌倉幕府成立の話題。大和朝廷による古代中央集権国家から中世封建制への移行期。これが維新を経て近代資本制日本が成立したが、この後に来るのはそう。共産主義社会である。10月31日は投票日。立て万国の労働者!…
  • 日本人は、いったいいつまでマスクを着け続けるのだろうか。

    第5波後の日 今、これを書いている現在、日における新型コロナウイルス感染症は第5波が落ち着いたところにある。 第5波どころか、2021年で一番落ち着いているという具合である。 第5波は、とても高い波だった。そこから考えると、あまりにも落ち着いてる。 落ち着いていて悪いことはない。当たり前の話だが。 落ち着き始めたころには、「なぜ落ち着いたのか」、「よくわからない」という専門家の記事なども多く見かけられたが、そのような記事もネット上では少なくなっているような感じだ。 なんで波が収束したのか、おそらくはいろいろの複合要因があるのだろうが、結局のところよくわからない、というのはちょっとよくない。 波を収束する手段が明確であれば、次の波への対応策も打てるだろう。 現状では、やはりワクチン接種をすすめ、手洗いなど基的な対策をして、密を避けて、ということになるだろう。 第5波が去ったのは紛れもない

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    REV 2021/10/22
    同じリスクが恐怖に繋がるか諦観(テクモのことではない)に繋がるかを決定するのは文化なので… マスク無し、手洗い無しでインフルエンザに罹患するさせるのは「仕方がない」ことだった。
  • それにしても、親ガチャというスラングが響く社会の、なんと暗いことだろう!

    最近、親ガチャ、というネットスラング(俗語)を見かけることが増えた。 親ガチャというスラングは、ソーシャルゲームなどのガチャにかこつけて、望ましくない親元に生まれたことを呪ったり嘆息したりするために使われる。 私の観測範囲では、親ガチャというスラングは前から使われていたし、実際、googleトレンドでも2010年代から地味に使われていた様子がうかがえる。 しかしこのグラフが示しているように、親ガチャはまだメジャーではなく、最近になってこれを知った人も多い様子だった。 NEWS小山「嫌な言葉ですね」 若者層で流行の“親ガチャ”に不快感、「親はショック」と苦言 9月9日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、「親ガチャ」の話題となった。これは、親は自分で選べず、どういう家庭に生まれるかは運次第であり、ソーシャルゲームの「ガチャ」のようなものであるといった意味。若者層では、現状を変えよ

    それにしても、親ガチャというスラングが響く社会の、なんと暗いことだろう!
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    REV 2021/09/27
    親によって子の人生が決定されるのは昨日今日決まったわけではなく、もしかすると卑弥呼の時代からそうだった。ただ、「親ガチャ」って言葉からは血縁のウェットな感じが脱色されていて、それが令和風味である。
  • なんでパチンコに人が群がるのかがわかって、いろいろと切なくなってしまった

    「期待値を考えればパチンコは絶対に損をする」 「それなのにパチンコなんてやってる連中は頭が悪いとしか思えない」 かつてこんな感じの言説をよく聞いた。 それを聞いて僕は「確かに」と思う一方、この手の言葉がパチンコをやっている人達に「こいつはなんもわかっちゃいねぇ」という風に全く刺さっていないようにも見えた。 「パチンコにハマる奴はただの馬鹿と切って捨ててしまうのは物事の質をみていないのではないか?」 そもそも人間は数円単位でケチをする生き物であり、少額でも損をしたら物凄く落ち込む生き物である。 そんな損が大嫌いな人間が、果たして絶対に損をするとわかっている行為にこんなにも夢中になるのだろうか… その長年の疑問に最近ようやく回答が得られた。 そして冒頭の期待値云々の話は完全に誤りであった事を理解したので、今日はその話をしよう。 スロットマシンで超簡単に”ゾーン”に入れる 「デザインされたギャ

    なんでパチンコに人が群がるのかがわかって、いろいろと切なくなってしまった
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    REV 2021/09/14
    「下手の横好き」なりにWゾーンに入ってオトシゴの弾幕避けてるとゾーンに入れるときもある。尻尾の後ろの安全ゾーンはうまく入れないと1missだが…