東京ファッションタウン株式会社(とうきょうファッションタウン)は、かつて存在した、東京都などが出資する第三セクター会社。現在は株式会社東京ビッグサイトに吸収合併されている。 東京都でファッションを軸にした都市づくりを推進していた当時の通商産業省(現・経済産業省)の「ファッションタウン構想」により、1993年(平成5年)8月に設立された。 設立時から業績が悪く、経営改善のため東京都指導による経営改善策大綱を策定した。2000年(平成12年)からは、TFTビルを当時の株式会社東京国際貿易センター(現・株式会社東京ビッグサイト)へサブリースしたほか、主要銀行を中心に元利返済の猶予や金利減免などの金融支援、東京都から定期借地権50%免除などの支援を受けてきたが、多額の借入金に伴う金利負担が重く、毎年大幅赤字を計上するなど債務超過が続き、2005年(平成17年)3月31日に、東京地方裁判所に民事再生