2009.9.29反貧困ネットワーク京都立ち上げ準備集会@ひとまち交流館 「なぜ反貧困でつながることが難しいのか ― 簡単な報告と問題提起」 渡邉琢(かりん燈) こんばんは。渡邉琢といいます。今日は、自分のやっている活動や仕事を通して、なぜ反貧困という活動が必要だと思うのか、あるいは、そう思うにせよ、日頃の実感としてなぜ反貧困でつながることが難しいと感じているのか、そうしたことを述べて、今後の議論を深めていくための問題提起をしていきたいと思っています。 ぼくが日頃行っている活動は、大きく分けて、二つあります。一つは、勤め先での活動なのですが、日本自立生活センターという障害者団体に所属しており、そこで障害者の自立生活や地域生活の促進、権利擁護に関わる仕事に携わっています。もう一つは、介助者として働いてもいるので、不安定・低賃金の職場条件の改善のために、介助者の立場から、介助者の生活保障を求め