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ブックマーク / www.crekin.net (2)

  • 出版事情 連載第2回(00/5/30)「書籍の部数」を見る

    「50万部突破!」とか「たちまち20刷」などという文句を、電車の吊り広告などで見かけたことがあるだろう。そして「すごいなあ、こんなに売れているんだ。俺も買わなくちゃ」なんて思ったこともあるかもしれない。 今回は出版界のタブー「部数」について触れてみたい。 そもそも部数って何だ! 当たり前のことを書くが、発行部数とは「発行したの合計部数」である。発行部数が50万部なら、そのは50万冊存在しているはずだ。 少し考えてみてもらいたい。全国にある書店の数は2~3万店といわれている。単純に割り算をすると、50万部発行のは一店舗につき17冊ずつ置いてあることになる。大きな書店にはそれ以上置いてあることもあるだろうし、すでに売れて誰かの家にもあるだろう。 かなり深刻な出版不況といわれる現在、50万部のヒット作ともなれば、どの書店もこぞって注文したがるはずだ。 しかし50万部突破したはずのが小さな

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    REV 2007/05/25
  • 出版事情--作家の収入

    作家は個人事業主。自分の商品(作品)がどのように扱われ、どのぐらいの収入が得られるのか。それぐらいは知っておかなければ。 みなさんも作家になったときのために、出版業界の基礎知識を身につけておこう! 1.印税 言わずと知れた作家の収入源。一般的にはの定価の10%が多い。1000円のがミリオンセラーになれば、1000円×10%×100万部=1億円。ただミリオンセラーは一年に数冊出るか出ないか。小説なら初版5000部スタートがよくあるケース。 印税率は作家によってかなりの差がある。売れっ子作家なら、10%を超えて15%なんてこともあるし、新人作家の場合、5%ということも。 出版不況といわれる現在、刷り部数はどこの出版社でも押さえ気味、相当なヒット作が出ない限り、印税収入だけでべていくことは難しい。 「生活にゆとりができるのは、著書が100冊以上になってからだ」というのは、有名作家の言葉。

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    REV 2006/11/18
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