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ブックマーク / www.doi-toshikuni.net (2)

  • 土井敏邦Webコラム:日々の雑感 328:戦場とジャーナリスト、そしてメディア報道

    ツイート 2015年1月30日 (写真・TBSテレビ「ひるおび!」より) 1月20日、後藤健二さんと湯川遥菜さんが「イスラム国」に拘束されている映像が流れて以来、連日、この問題が国内メディア報道を埋め尽くしている。湯川遥菜さんが殺害された後は、テレビも新聞も後藤健二さんの消息、人質交換の成り行きを繰り返し克明にトップニュースとして伝え続けている。 「もう、どのメディアも、トルコやヨルダン、レバノンに逃れて、飢えと寒さに苦しんでいる何十万というシリア難民や、戦闘に巻き込まれ苦しむシリア市民のことは伝えなくなったね」。 テレビを見ていたある友人がぽつんと言った。皮肉なことだが、自分の人質問題で日の報道が埋めつくされることによって、後藤さん自身が命をかけて伝えたかった、あの難民たちやイラク市民のことを伝える機会が奪われてしまったのだ。 私は彼の言葉に、同じような過去の日メディアの空気を思い起

    土井敏邦Webコラム:日々の雑感 328:戦場とジャーナリスト、そしてメディア報道
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    REV 2015/01/31
    「しかし一部には「自己責任だ」「国や国民に迷惑をかけた」と誹謗中傷する者も出てくるかもしれない。」
  • 2006年夏・パレスチナ取材日記 5:土井敏邦

    破壊跡と入植地跡 7月25日(火) 朝から車をチャーターして、6月25日以来、イスラエル軍が破壊した発電所や橋を回った。当時、BBCのリポーターは海岸道路の破壊された橋の現場で、「この破壊は、拉致された兵士がガザ北部へ移送されることを防ぐため」と報じた。しかし現場に来てみると、それは明らかに嘘であることがわかる。破壊された橋の横には、ほとんど水量のない乾季の夏には自由に通れる車道がちゃんとあるからだ。雨季の冬には海に大量の水が流れ込む川となるため車は通れなくなるが、夏場は陸続きで通行に問題はない。ガザ地区を南北に走る幹線道路サラヒディーン道路の破壊された橋も同様だ。その横には舗装はされていなが大きな道があり、車は自由に行き来している。イスラエル軍は、北部と南部をつなぐ道路の4つの橋を破壊しても、捕虜となったイスラエル兵の北部への移送を阻止できないことぐらいわかっていたはずだ。見事なくらい正

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    REV 2006/08/02
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